水伝
私は、この「水からの伝言」の話を聞く度に、あの過去の忌まわしい事件の事が脳裏を過ぎります。
私は今まで、自分自身が感じた疑問、【「ありがとう」という言葉を見せたから、綺麗な結晶が出来たのだろうか?】の答えを探してこの本を読んでみました。
ここまで読んできた私には、どうしてこれが良い話として受け止められるのか、未だに分からないままでいました。
彼の「共鳴理論」で私は激しい虚脱感に襲われたのですが、はたして他の読者はここでどんな感想を持った事でしょうか?
彼の提唱する「波動理論」を見てみますと、それは音の波、「周波数」という、あくまで物理の概念が彼の頭の中にある事が分かります。
結晶写真をよくよく検討してみた所、それはとても「根拠」と言えるものではなく、彼の説明からは【「ありがとう」という言葉を見せたから、綺麗な結晶が出来たのだろうか?】という私の疑問が解消される事はありませんでした。
ついプロローグ部分の紹介が長くなってしまいました。
この本の構成ですが、本編はプロローグから始まり、第1章から第5章までなり、最後にエピローグという形になっています。
もう何年前になるのか今は定かではありませんが、その日とある本屋でたまたま目にした本がありました。