杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

2016東松島夏まつりで飛んだブルー

2016年東松島夏祭りに行って来ました。
ここ2年の間、天候に恵まれずブルーインパルスが飛べずにいたこの祭りですが、朝からあいにくの雨の中、午後から回復という予報を信じ多くのファンがこのお祭りに訪れました。



会場では、震災時に復興支援した自治体のブースが並んでいたり、


地元キャラ「小野くん」のステージがあったり、


自衛隊関連ではこんなブースとか、


ブルーJr.も例年通りに参加して、

天候は雨が降ったり止んだりと今一つパッとしませんでしたが、それでも午後になって段々晴れてくるに連れ、祭り参加者の人数も徐々に増えていきました。

今年の懸念はやはりブルーインパルスが飛ぶかどうかという事でしたが、演目開始の午後1:30には雨も止み、開始時刻10分前にはソロ機が会場上空を一周し、予定時間通りにブルーインパルスの演目が開始されました。

ただ今年は時間ぎりぎりまで天候が思わしくなく、晴れたといっても雲も低くたち込めとても曲技飛行が出来る状態ではなかったのですが、そこで今回行われたのはこういう悪天候下で行われる『航過飛行』という演目でした。
これは、低空飛行で何種類もの編隊隊形を行うものですが、これまで晴天時の曲技飛行しか見た事がなかったので、これはこれで新鮮なものでした。

まず初めはいつも通り、脚を出しながら低空侵入してくる「デルタ」(クリックで拡大)。


お次は会場正面から侵入してくるリーダーズ・ベネフィット」


次は「ポイント・スター」、自分はこれ初めて見ました。


「スワン」、これは毎度お馴染みですね。


「グランド・クロス」、これはあまり見ませんね。


「ピラミッド」、これも普段あまり見られない隊形かと。


(最後は「ツリー」という隊形で、初めと同様脚を出しながら低速侵入してくる最終演技だったのですが、カメラの設定を間違えて撮影失敗してしまいました(^^ゞ。)

いつも見る派手なアクロバットと比べるのは酷ですが、こうして隊形を変えての低空飛行の演目も、まるでテーマパークのキャラクター行進を見てるみたいで中々おつなものです。
何よりも、この天候で飛んでくれたというただそれだけで嬉しいし、2年の間飛ぶ事が出来ず、ずっと心待ちにしていた地元の方が喜ぶ姿が見れたのが一番でした。
航空ショーとは一味違うブルーの姿が見られるのも、この祭りならではのものなのですね。