杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

第6波拡大中

オミクロン株の勢いが止まりません。

感染者数はとうとう25000人を超え、さらなる広がりとなっています。

ここでまた先週と今週の10万人当たりの感染者数を比べてみます。

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1位の沖縄県は458.71人→665.24人で1.45倍、伸び率が鈍化してきたのでそろそろピークと思いたい所です。

2位 広島県 76.82人→221.33人、2.88倍で2位のまま。

3位 山口県 66.72人→98.09人、1.47倍で8位に。

4位 大阪府 38.53人→176.56人、4.58倍で3位に浮上。

5位 東京都 33.43人→143.23人、4.28倍で4位に。

6位 京都府 31.28人→134.65人、4.3倍で5位に。

7位 鹿児島県 30.46人→54.31人、1.78倍で28位に。

8位 滋賀県 29.92人→99.50人、3.33倍で7位に。

9位 奈良県 27.22人→71.80人、2.64倍で18位に。

10位 佐賀県 22.33人→97.30人、4.36倍で9位に。

 

新たに6位に上昇したのは先週28位だった熊本県、10.35人から108.12人と何と10.45倍という急激な増加。

そして先週18位だった兵庫県は、14.49人から94.31人へ6.51倍の急上昇。

 

18日には東京都・神奈川・千葉・埼玉の首都圏、愛知・三重・岐阜の中京圏がまん延防止措置の適応を申請する事になる様ですが、九州の熊本・佐賀・福岡(20位→11位)三県の増加も気になります。

 

それにしても、未だにブレークスルー感染の実態が今一つ掴めません。

年代別の感染者数では20~30代の若者が60%を占めると言われてますが、では彼らは皆ワクチンを打っていなかったのでしょうか。

ワクチンの抗体値は4~6か月後にはかなり低下すると言われており、ために先行した医療従事者や高齢者の3回目接種が急がれる訳ですが、遅れて打った若い世代の人達はまだまだ高い抗体値を保っているはずです。

そんな彼らがどんどん感染しているのだとしたら、オミクロン株に対するワクチンの感染予防効果は、低いどころかはっきり「ない」と言ってもよいのではないでしょうか。

 

もちろん重症化の予防効果は期待出来るでしょうが、これらの感染者データから政府は国民に対し、オミクロン株へのより一層の感染予防意識を喚起する何らかの強いメッセージを出すべきと僕は思っているのですが、果たして…。