杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

Androidタブレットへの日本語配列キーボードの繋ぎ方

昨年スマホの小さな画面に耐えかねてAndroidタブレットを買ったのですが、それでも画面での長文入力がやりにくいので、折り畳み式の日本語配列キーボードを新たに購入しました。

そしてマニュアル通りに接続してタイピングしてみたら( )や@マークなどの記号類が文字盤通りに現れず、初めは故障してるのかと勘違いしてしまいました。

よくよく調べてみると、Androidの外部キーボードの設定はデフォルトでは英文字配列(US配列)となっていたのですね。

分かりやすい例としては、日本語配列の@マークは[P]の隣にありますがUS配列では[2]の上段に登録されているので、キーボードのshift+[2]で@マークが出てきたらUS配列になっていると分かります。

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そこでタブレットの〔設定〕から文字配列など色々変更を試みてみましたがうまくいかず、半ば諦めていた所この度ようやく正常に繋ぐ事が出来たので、【備忘録】もかねてその方法を記しておきます。

 

まずは日本語配列のキーボードがUS配列として認識されてしまう原因ですが、近年のアンドロイドタブレットスマホも同様ですが)では、キーボード入力のアプリに[Gboard]がデフォルトとして設定されてます。

 

これがそもそもの諸悪の根源!(笑)

 

この設定を変えない限り、何をやってもAndroidでは日本語配列キーボードはUS配列と認識されてしまい、日本語配列にするにはこの[Gboard]を[Google日本語入力]に変更しなければならなかったのですね。

その変更手順は以下の通りです。

 

タブレットに外部キーボードを接続した状態から〔設定〕→〔システム〕と進み、その画面から〔言語と入力〕をクリックします(アプリはGboardが設定されてます)。

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続いて〔言語と入力〕画面から〔画面キーボード〕をクリック。

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続いて〔画面キーボードを管理〕をクリック。

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そこから〔Gboard〕をOFFにして〔Google日本語入力〕をONに。

(国内で販売されているスマホタブレットには今現在、大抵の場合〔Google日本語入力〕はインストールされているはずですが、2021年3月31日付けでAndroid用〔Google日本語入力〕のサポートが終了しました。

今後発売される機種に入っているのか、Android12以降ではどうなっているかは今現在ここでは確認出来ません)

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すると突如こんな黒画面が現れますが、気にせず〔OK〕をクリック。

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こんな画面が出てくると一瞬危険なのかと焦ってしまいますが、別に心配ありません(→参照)。

〔OK〕を押すとこの様に〔Google日本語入力〕が設定されました(ついでにGoogle音声入力〕もONにしておきましたがこの設定は各自自由に)。

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一つ戻って[画面キーボード]の画面が〔Google日本語入力〕になってるのを確認してそれをクリック。

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すると入力設定の画面となるので、ここで〔入力〕をクリック。

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[入力]画面から〔ハードウェア キーボードのキーマッピング〕をクリック。

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するとこの様な画面が現れるので、〔システムデフォルト〕を〔日本語109A〕に変更。

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これでタブレットスマホ)本体の設定変更は完了、次は接続しているキーボードの設定を変えます。

まずは[言語と入力]まで戻って今度は接続している〔物理キーボード〕をクリック。

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[物理キーボード]画面から接続しているキーボードをクリック。

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すると[キーボードレイアウトの選択]の黒画面となるので、右下の〔キーボードレイアウトの設定〕をクリック。

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ずらずらと並ぶ言語一覧から〔日本語109A〕(Google日本語入力を選んでON。

(ここで本体〔Gboard〕のまま〔日本語109A配列〕(Gboard)も試してみましたが、キーボードはUS配列のままで日本語配列にはなりませんでした)

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一つ戻ってキーボードが〔日本語109A〕となってるのを確認したら設定は完了です。

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これで日本語配列キーボードはキー表記通り入力出来る様になります。

長いメールを打つ時やSNSにアップする時など、外部キーボードを利用した方が遥かに作業がはかどりますし、これからは旅先でのメールやSNSへのアップなどで大いに活躍してくれそうです。

 

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ただ前述した様に、〔Google日本語入力〕アプリはAndroidでは2021年3月31日付でサポートが終了し、今現在Googleストアでは取り扱ってはおらず、手に入れるにはネットから新たに探すしかありません。

また〔Gboard〕が今後、外部の日本語配列キーボードを接続する際の不具合に対応してくれるのか、現在の所はまだ分かりません。

いずれにせよ現状では〔Gboard〕は〔Google日本語入力〕の代替にはなりませんから、もし〔Google日本語入力〕アプリが手に入らないならば、他の代替アプリを試してみるしかなさそうです。