JAZZFES2024に行く
9月7日・8日の二日間、第33回定禅寺ストリートジャズフェスティバル2024が開催されました。
今回のテーマは「Join us!~音♥届け!!~」という事で、参加バンド617グループ、仙台市内34のステージ、さらに10個のタイアップステージも加えての豪華な開催となりました。
昨年はステージ数が23、参加バンド数は415グループでしたから規模はおよそ1.5倍となり、着実に以前の賑わいに近づいてきたのを実感します。
勿論両日とも楽しんできたので、今回見て(聞いて)きたバンドなどレポしていこうと思います。

一日目(9月7日)
個人的に今年のテーマは小規模なジャズコンボに注目しようと思い、初めにピアノ・バス・ドラムの3人組「五十嵐トリオ」(県庁前ステージ)を選びました。
JAZZFESでは東日本大震災以降、鎮魂の思いを込めてその日の開始バンドによって「A」(ハ長調のラ)の音が1分間演奏されます。
そして演奏開始、ビッグバンドとは違う軽いJAZZの響きがJAZZFESの始まりによく似合っていました。

お次は県庁前から円形公園に移動、ここでヨーロッパ系のジャズを奏でるという「Margarine」を視聴。
アメリカのジャズとは違いどことなく哀愁を帯びた旋律、ムーディジャズと言った所で静かなバーのBGMによく似合うという雰囲気です。

ここから昼食へ行くつもりでしたが、この日は天気に恵まれて街中の人出もかなりのものとなり、近辺の飯屋はどこも満席、しばし街中を放浪するハメになります。

遅ればせながら今年のJAZZFESのデザイン、カラフルで賑やかな雰囲気が醸し出されてます。

結局この日の昼食は屋台で買った焼きそば@400円を勾当台公園で。
お祭りだからこれで良いのですw。

午後からは勾当台公園滝前ステージに陣取ります。
視聴したのは東京から初参加の「The Folie Phantom」。
ブラスロックのかなりご機嫌な楽曲で周りはノリノリ、次回の参加も期待してます。(Youtubeに専門チャンネルありました→こちら)。


続いて大人のブルース「Waterfall Blues Band」、このバンドもYoutubeにありました(→こちら)。

そして地元ローカルニュースでも紹介された小学生バンド「YOU THE BOOGIE with りゅう」、腕も選曲もとても小学生とは思えません。将来が楽しみです。

(地元で紹介された時の映像がYoutubeにありました→こちら。リンク切れまで載せておきます)
滝前を離れ再び定禅寺通りへ。シンボルロード夏の思い出像ステージでは「かとりお」というピアノトリオがヨーロッパ系ジャズを奏でていて、確かなテクニックで安心して聞いていられました。
こういうシンプルな構成は一人一人の音がストレートに伝わるので、聞く方もそれなりに真剣に耳を傾けてしまいますね。

そしてビッグバンドも聞きたいと思い、仙台定禅寺ビルステージの「K-10BAND」を聞いてみます。
盛岡市のバンドですが腕は確か、ただ場所柄お隣のフュージョン系ステージと近いため、時々そちらの音が響いてくるのが気になりました。

一日目はここで切り上げ、その後旧友とゆっくり旧交を温めたのでした。
二日目(9月8日)
二日目はご贔屓バンドが数多く参加していたのでどこに行こうか迷いましたが、取り合えず当初の目標のジャズコンボを聞くためシンボルロードへ向かいます。
この定禅寺通りのステージは、歩行者天国の車両規制のため例年は12時過ぎからの開始だったのですが、今年は他のステージと同様11時からの演奏開始でした。
そのため他の会場と同様、開始前には一斉に「A」の音が奏でられました。
この日初めは「SUNSET BLUE」、フルートの上手さが目立つバンドでした。

演奏が始まってもしばらくは手前の道を車が走っていましたが、10分ほどしてパトカーが通り過ぎたのを合図にホコ天開始、皆一斉に車道に繰り出してかぶり付きで演奏を聞く形になったのが楽しかったです。
昼食は昨日の反省から早めにお店に入りましたがこれが正解。
食べてる間に次々とお客さんが入って来て店はあっという間に満杯、JAZZFESの時昼食にありつくにはこの手しかありません。
ここではステージの前方に長テーブル席が多数用意されていて、お隣のBARからアルコール飲料などが提供されていました。
ただステージ前は大盛況、テーブル席から演奏者を見る事は出来ません。

そしてこの日ご贔屓のメインは「吉田ユーシン&Boo Who Uoo」、かぶり付きで聞く事が出来ました。
圧巻は世界大会でグランプリを取った時の演目「朝日のあたる家」、世界レベルの演奏にただただ感動。

思い返せば、JAZZFESでユーシンさんの演奏を聞いたのは2011年の震災の年、第21回の駅中ステージでした(当時のブログ記事→こちら)から、こうしてじっくり聞くのは13年ぶり、見た時正直お互い歳とったなと思ってしまった事は秘密です(失礼! 汗;)。
感動を引きずったままシンボルロードに戻ると、ここもまたお馴染み「サンダー太田バンド」の登場です。

相も変わらずの軽妙なトークで、また今年も演奏時間が無くなりました。
今年のトークはかつて仙台の加茂中学校にスティービー・ワンダーが突如やってきたというエピソード、いや面白かったけど確実に一曲分時間使ってますって(笑)。
次は円形公園に移動して「赤羽工務店」を視聴、安定の演奏かと思いきや今回はメインのホーンセッション二人がいつもと違う女性メンバー。
チック・コリアの難曲にかかんに挑んでいて、こちらもついハラハラしながら聞いてしまいました。

この日のメインステージはこれで終了、今年は「サタンオールスターズ」もいないしという事でただとめどなく音楽を聴きながらあちこちを散歩し、疲れた所で聞いたのは滝前ステージ「GON JAM plays 'Michael Jackson'」。

マイケル・ジャクソンの名曲が聞けると思ったけど、あまり聞きなれない曲ばかりでした(ノリは良かったけど)。
このバンドは夜の特設ステージの大トリでも演奏したそうですが、最後に大いに盛り上がったでしょうね。
こうして二日間の夢のステージは終わりました。
今年の来場者数はおよそ70万人との事、来年はメインの市役所前広場が仙台市庁舎建て替え工事のためしばらく閉鎖されますが、果たして次回以降はどの様に進むのか気になります。
(ニュース記事がこちらに、切れるまでリンク貼っておきます)
プログラムパンフレットも昔の厚さが戻ってきて、確実にかつての姿に戻ってきたのを感じます。
この素晴らしいイベントを行っているスタッフ・ボランテァの人達にはただただ感謝しかありません。
ただ許されるなら一点だけリクエストを。
パンフレットの中のアイウ順の「参加バンド一覧」ページで、初参加のバンドが分かる様、バンド名のどこかに星マークとかダイヤとかの目印など添える事は出来ないものでしょうか。
こんな願いを抱きつつ、今はパンフレットを前にもうしばらく余韻に浸るのでした。

…結局スタンプラリーは全然出来なかった……(苦笑)。
