杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

お風呂の蓋をDIYする(追記あり)

我が家は東日本大震災の被害で半壊となりその後部屋の各所をリフォームしたのですが、あれから14年、我が家のあちこちに経年劣化によるガタが出て来てしまいました。

特に傷みが激しくなったのがお風呂の蓋(ふた)です。

 

リフォームしたのはTOTOのお風呂ですが、蓋の表面は端っこがめくれ上がってそこから内部に水が浸み込み、とてつもなく重い蓋となって現在は日々の入浴にも難儀するほどでした。

 

 

替えようと思って純正品の値段を調べてみたら何と6万超えのべらぼうな値段、そこで買い替えは諦めて蓋は思い切ってDIYする事にしました。

以下は自作した風呂蓋の製作過程の記録です。

 

まずホームセンターから断熱材のスタイロフォームを購入、90×180cmで税込み1408円でした(そのままでは持ってこれないのでホームセンター内の工房で半分にカットしました)。

そしてお風呂の蓋をあててゲージ代わりにし、カッターでスタイロフォームを切断します。

 

 

本来ならこれで終わっても良いのですが、そのままでは切断面はギザギザでスタイロフォームもザラザラしており、さすがにこのままじゃという事で見栄えを良くする表面加工を行います。

色々ネットを参照し、最終的に湯面には百均のアルミシートを、表面にはプラ段ボールを貼り付ける事にしました。

が、ここで問題になったのが接着剤です。

 

スタイロフォームの素材は「ポリスチレン」、アルミシートの接着面は「ポリエチレン」、プラ段ボールは「ポリプロピレン」製です。

これらを強力に貼る事が出来る「セメダインスーパーX HYPERワイド」を元々持っていたので、一枚目は試しにそれを使ってみましたが、片面を貼った時点であっという間に一本が空になってしまいました。

 

 

再度ホームセンターで物色した所、ポリプロピレンも接着出来るという「ボンドGPクリアー」(税込み@921円)を見つけたので、今回はそれを使ってみる事にしました。

 

 

表面に貼り付けるプラ段ボールを同様にしてカットします。

 

 

このボンドは速乾性なのですばやく塗り広げてスタイロフォームと貼り合わせます。

 

 

貼り終わった段階で切断面はボロボロの状態なので、今度は防水も兼ねてこの周りをテーピングします。

 

 

使用したのはリンナイの超強力補修テープ「ウルトラハード」(税込み@1,738円)。

普通のアルミテープでも防水性は問題ないと思ったのですが、店内の広告に乗せられました(笑)。

 

 

防水性が考慮されてるからかテープはやや厚め、でもその名の通り粘着力は強力で一度指に付いたら中々剥がないほどで、角の丸い箇所は切り込みを入れながらの一気のテーピング作業となったためその時の写真はありません。

そして出来上がったのがこれ。手作り感満載ですが見た目はまあまあかなと自己満足。

 

 

裏面はアルミシート、これでどれほど保温性が保てるかはこれからの検証です。

 

 

湯船に乗せてみたら前よりも若干大きく出来上がってしまいましたが、まあいずれ周りが剥がれたりしてもすぐに補修出来ますから、これでしばらくの間使っていこうと思います。

 

 

今回の予算(すべて税込み)

スタイロフォーム90×180㎝:1,408円

・プラ段ボール90×60㎝×2枚:984円

ダイソーアルミシート90×160㎝:110円

・ボンドGPクリヤー170ml:921円

・ウルトラハード補修テープ:1,738円

 計5,161円

でした。

6万円越えの純正品がこの位で出来たのですから、お風呂の蓋は自作が一番ですね。

 

(3月10日追記)

 

昨日の今日ですが、今朝風呂場を覗いてみたら昨日作った風呂蓋の一方の表面が波打ってました。

 

 

取り出してみると表面はボコボコ、どうやら糊付けが甘かった様です。

 

 

でも貼り直そうと無理くり剥がしてみた所、どうやら糊付けの問題ではなく熱によるプラ段ボールの変形が原因でした。

 

 

プラダンの表面と裏面の温度差で片方の面が膨張し、それによってプラダンが反り返ってしまったのでした。

 

そこで修正に同じプラダンを使うのは諦め、代わりになるものをホームセンターで探していたら、工作用に販売されているポリスチレンパネルの「デコパネ」というのを見つけ、これで試してみる事にしました。

 

 

接着材は今回は発泡スチロール用の「セメダインスーパーX」を新たに購入しました。

 

 

工作用と言うだけあって加工はプラダンよりもやりやすく、接着材も塗って5~10分放置してからがっちりくっ付けるタイプなので慌てなくても良いし、次回からはこれを使った方が良いですね。

 

 

こうして補修は無事終了。

出来上がったのを並べるとデコパネの厚さは5mmあるのでプラダン(4mm厚)よりも若干厚くなって段差が出来てしまいました。

そして左右の色も違ってしまいましたが、まあこれぞ自作という事でご勘弁w。

 

 

追加材料費(すべて税込み)

・デコパネ60×90cm:1,408円

・セメダインスーパーX135ml:1298円

 計2706円

正直余計な出費でした。初めからこちらのコンパネを利用してれば良かったですね。

 

それにしても不思議なのはプラダンの蓋、同じように作ったのに片方はしわくちゃ、もう片方は何事も無く表面は綺麗なまま、これはどういう事でしょう?

初めプラダンにも表裏があるのかとも考えましたが、余った端切れを温めてみたらどちら側も同じ様に膨張して反ってしまい、どうやら表裏の区別はなさそうです。

ならば今は無事でいるもう片方も、やがては熱による変形でしわしわになってしまうのか、それともこのまま変わらずに行くのか、新たなコンパネは果たして無事でいられるのか? 等々、これから当分観察の日が続きそうです。