杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

まるで火球の様に見える光景

11月3日の夕方、西日本の各所で火球の目撃情報が相次ぎ、翌日全国的なニュースとなりました。
その時の映像は多くのドライブレコーダーや観測カメラにも記録される事となり、twitter上では一瞬の天体ショーを見た興奮で賑わっていました(→こちら)。

実は自分も10月30日の夕方、西の方角に不思議な光を目撃しまして、その光景を思わずカメラで追っていました。
初めは何やら明るく光る星の様でしたが、


アップにしてみたら何かが燃えてる様、一瞬火球かと思いましたが、それにしては動きがあまりにスロー過ぎます。


一分後。


さらに一分後。


さらにまた一分後。


その火の玉は徐々に小さくなっていきますが、どうもこの動きを見ると火球などではなく、どうやら飛行機の様です。


これは飛行機の後ろにくっつく様に短い飛行機雲が出来ていて、それが西日に照らされ尚且つ丁度真後ろ側から見ているため、何かが燃えている様に見えていたという訳です。
この時間、違う方向からまた別の飛行機が飛んでいきました。


これも夕日に飛行機雲が照り映えて、以前見た様な画像となっています。


空気が澄んでいるこの時期、夕方の時間帯には仙台空港発着の航空機が何機も目撃されますが、時には空気と光のいたずらで、普段めったに見られない様な光景に出くわす事もあります。
この日はそんな偶然に巡り合った訳ですが、あの火球のニュース映像など見ますとやっぱり本物の迫力には敵わず、自分もこの目で見てみたかったとつくづく思ったのでした。