杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

いわき再び

2月の3連休でいわき市の神社巡りをしましたが、3月16日(土)にまたいわき市を訪れて前回行き損ねた寺社を色々巡ってきました。

行く前にはマイマップで訪れる予定の神社をピックアップしてルートを検討しました。

マイマップでは新たな追加項目はデフォルトで青いマーカーで示されるので、前に行った場所は赤のチェックマークにして互いの位置関係を把握しておきます。

ここからドライブルートを確定して出発です。

今回訪れる神社は、いわき市の観光サイトから「延喜式内磐城七社を巡る 御朱印の旅」を参考にしました。

(ドライブマップ ↓)

以下、今回訪れた寺社をダイジェストで紹介していきます。

 

・「二俣神社」

田んぼの中の細い道から参道があるので、車は近くの道に路駐しました。

階段を登ると7~80m程の杉並木の参道が続きその先には広い境内、神社は思った以上に立派でした。

本殿の屋根には、鰹木(かつおぎ)の代わりに数本の千木(ちぎ)が並ぶという珍しい形をしていました。

この形が何を意味してるのかはよく分かりません。

(→二俣神社の詳細はこちらのいわき市観光サイトで)

 

・「飯野八幡宮

道沿いに面した紅い鳥居がよく目立ちます。

楼門も立派。でも手前の神橋はよく滑るので要注意です。

拝殿の後ろに本殿の屋根が付き出してるのにびっくり。どんだけでかい?!

拝殿前面に突き出した向拝(こうはい)は重量感があります。

本殿には綺麗な朱の装飾が施されてました。

(→飯野八幡宮の公式サイトはこちら

 

・「子鍬倉(こくわくら)神社」

こちらは青緑色の屋根、澄んだ青空によく映えます。

本殿は何やら複雑な形状、拝殿の屋根とくっついていて全体像がよく分かりません。

グーグルマップの3Dで見てみるとこんな感じ、どうやら3つの社があるみたいです(それでもよく分かりませんがw)。

4月21日にはここで例大祭が行われる予定です。どの様な祭りでしょうか。

(→子鍬倉神社の紹介サイトはこちら

 

・「専称寺

大國魂神社に向かう途中にあり、梅の名所でもあるという事でちょっと立ち寄ってみました。

境内はひっそりとしてましたが綺麗に整理されていました。

ただ訪れた日は梅の見頃は過ぎていたみたいで、満開の様子は観光サイトで見た方が良さそうです。

 

・「大國魂(おおくにたま)神社」

いわきの大黒様と呼ばれて親しまれている、いわき最古の神社。

道路を隔てた広い駐車場に鳥居が。ここから参道が始まります。

御神木の大杉が迫力満点。

こちらも子鍬倉神社と同様の青緑色の屋根ですが、こちらは重量感もあります。

龍をモチーフとした「懸魚(げぎょ)」、奥の「欄間」、どちらの彫像も見事です。

ぐっと突き出た向拝が拝殿の力強さを醸し出しています。

本殿は綺麗な朱塗り、拝殿とは離れた別棟となってました。

帰り際によく見たら、御神木の根元には立派な道祖神様が(あらステキw)。

(→大國魂神社の公式サイトはこちら)。

 

・「佐麻久嶺(さまくみね)神社」

閑静な住宅街の中の森にある、五十猛命(いそたけるのみこと)を祭る神社。

こじんまりとした素朴な拝殿ですが、綺麗に整備されています。

御本殿も小ぶりながら綺麗に整っていました。

境内にはこれも小ぶりな神楽殿がありましたが、屋根のボリュームに比して柱が細すぎる様に見え、ちょっと不安を感じてしまいました。

(→佐麻久嶺神社の公式サイトはこちら

 

・「梅林寺」

いわき市の梅の名所の一つ。境内にはおよそ180本の梅の木が植えられているとの事です。

ここも訪れた時は見頃を過ぎていたようです(地元のニュースによると見頃は2月20日との事でした)。

それでも斜面に残る梅の木はまだ鮮やかでした。

(→紹介サイト「いわき市観光サイト」はこちら

 

・「温泉神社

湯本町の鎮守様として広く崇拝を集める、延喜式内磐城七社の一つ(いわき市観光サイトより)。

本殿は小ぶりです。

造形のイメージは3月7日の記事で紹介した「御宝殿熊野神社」と似てますが、屋根の向きが違っているのが興味深いです。

(御宝殿熊野神社の本殿 ↓)

訪れた日は境内で縁日が開かれていて、多くの人が訪れていました。

(→温泉神社の公式サイト(只今作成中)はこちら

昔から神社の境内というものは祭りや集いの場ともなっており、この日は神社本来の賑わいを久々に味わいました(と言うより、今回訪れた中で唯一大勢の参拝客がいた神社でしたw)。

 

今回の旅で行きそびれた神社はまだまだあります。

いわき市にはこれからも何度か訪れる事はあるでしょうから、お楽しみはその日まで預けておくという事で、今回の寺社巡りは無事終了したのでした。