杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

基本方針

さて、いざ開設したはいいけれど、これからどういう方向に進めていくかはまるで考えていません。
取り合えずは日々の出来事やら何やらなど、その他、前々から疑問に感じている事なんかも書き綴っていこうかと考えてはいるのですが、元々私は「論者」ではないし専門家でもないですからそれほど大した事は言えません。
ただ次のような事は常々思うようにはしています。

ある人がある物体を見て、「その形は○である。」と言いました。
別な人が同じ物体を見て、「その形は□である。」と言いました。
一体どちらが正しいのでしょう?
これはだれでも分かりますね。この二人が見ていた形は「円柱」であり、それを一方の面から見ていて判断していた訳です。
ここで重要なのは、この二人が言っていた事は「どちらも正しい」という事です。でも実際はその形を正確に言い表している訳ではありません。
つまり、「正しいけれど間違っている」という事です。
物事はある一方向からだけ見ていてはそのものの一側面しか見る事が出来ず、つまりは正確な判断を誤るという例です。

この日記のスタンスとしては、そういう「別の見方」というものもちょっと追っていこうかなと思います(要はひねくれ者の視点ですかね)。


さて先ほどの例ですが、実はそれだけではまだ正確ではありません。
彼らが見ていたのはあくまで「影」だけであり、その物体が何であるのかは実は全然分かっていないのです。それは「円柱」だと思った人にとっても同様です。
ではその物体とは一体何なのか?
それは実はこれだったのかもしれません。
この「影」のベールを一枚一枚剥がして、ここまで正体を明らかにするにはとても私ごときのレベルでは不可能で、やはりこれには専門家の助けが必要となる事でしょう。
自分に出来るのはせいぜい「影」の部分あたりが限界であると思うし、無理して背伸びをしても始まりません。
まあこれからどうなるかは分かりませんが、あまり気張らずライト感覚で進めていきましょう。