それは実質的な被害もそうですが、住民達に余計な心理的不安感を抱かせました。
こちらで紹介したあのスーパーですが、せっかく持ち直していた所なのに店内がかなりやられてしまい、今日尋ねてみたら閉店となっていました。
外には店内から出た瓦礫の山が。
入り口の張り紙には店長さんの無念の思いが感じとれます。
この近場には「COOP」があり、そこは開いていたのですがやはり中はかなりやられていました。
食品は肉類がまったくなく、乳製品も僅か、冷食・お惣菜売り場は閉じてました。
外に出ると土台部分がゆがんでおり、お隣の「やまや」もよく見れば柱の根元部分が盛り上がっていたりします。
震災時に何とかもっていたが、今回の余震でダメになったという物件が実はかなりあるのではないかと思われます。この辺りの住人達は、食料品の確保にまた苦労するはめに陥っています。
また街中の電気屋では、電池の棚が皆空になっていました。
「ヨドバシ」
「LABIヤマダ電機」
「ダイエー」(一見あるように見えますが、プリントです)。
郊外のホームセンターも軒並み電池は売り切れとなってました。あの時のガソリンパニックを思い起こさせます。
友人情報では今日になっていくつかのホームセンターでは入荷したそうですが、こんな事になったのも余震による停電の影響でした。
一見正常に戻った様に見える市内ですが、実はガスの供給もまだの所が多いし(余震の影響で本管がまたやられた所もあるようです)、震災から時間が過ぎて油断していたであろう事も手伝って、皆また「あの時」に戻される不安感に捕われているのです。
昨日から時折、TVの地震情報では流されない程の僅かな、ズンと来る不気味な揺れが続いています。
平和な日常が突如奪われる不安、これが解消されるのはいつになるのか、まだまだ油断出来ない日々が続きます。
耐え抜こう! 東北!