杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

THE 21st JSFへ行く(1)

第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル、震災により当初開催も危ぶまれていましたが、9月10日、11日、例年通り無事開催されました。
今年は過去最高の1250ものエントリーがあったと言い、参加グループも過去最高の746バンドにも及び、まさに東北を代表する一大イベントとなりました。
そして通称も今年から、「JAZZFES」から「JOZENJI STREETJAZZ FESTIVAL」の頭文字を取って「JSF」と変更されています。

今年は自分のご贔屓バンドが両日に参加するという事で、10日・11日の2日間、仙台市内のあちこちを渡り歩いてまいりました。
今回はそのレポなぞつらつらと、少しでも「JSF」の雰囲気を感じ取っていただけたらと思います。

まずは10日、残暑真っ只中の市民広場、11:00開始は「ニューカウンツオーケストラ」、お隣山形のビッグバンドからでした(写真はクリックで拡大)。

 

会場には勿論TVカメラも来ております。この日地元ローカル局では、午後3時から生中継の番組が放送されました(録画忘れてた!)。



同じ敷地のもう一つのステージ、円形公園では「HOUND DUCK」、その名の通りあのバンドのコピーバンド
中々に力強い歌声を披露しております。

 

会場内には出店がいっぱい、この日の残暑はハンパなく、ビールが進む進む。





腹ごしらえに寄った、道向かいの勾当台公園滝前ステージでは、丁度ブルースバンド「早栄軒」の最後の曲が演奏されてました。
東京のグループですが、ボーカルの人は以前仙台に住んだ事があり、オリジナル曲「東勝山三丁目」を披露して大いにウケておりました(決めポーズが中々…(^^;))。

 

公園の木陰で今日の昼食、石巻焼きそば(@500)とお供の品。



食べ終わったらゴミはきちんと捨てましょう。



お昼の12:00からは定禅寺通りもホコテンとなり、この一帯がようやく本来のJAZZSTREETとなります。
そこで演奏していました、ピアノソロとボーカルのデュオ「ムロズ」。

  

なんか本格的なカメラの人→ が張り付いていましたが、後ほど聞いた話によると、夕方のローカルニュースで彼女の映像が流れていたとの事で、この時のがそうだったのですね。

ここから駅に向かって一番町をそぞろ歩き。
一番町三丁目水のオブジェ前ステージで、2年ぶりにお会いしました津軽三味線ユニットの「黒子ダイル」。
前回会った時より確実に上手くなってます。津軽じょんがら節の一節をアレンジした「ツガル」も聞き応え十分、お見事でした。

 

ここから仙台駅構内、3階のステージで本日の僕の目玉のステージが待っています。
これ→ 

勿論お供の準備も万端です。



ユーシンさんはいつもは誰かとのコラボが多く、今回も「&楽団ひとり」とあったので誰かとのコラボかと思っていたのですが、何と彼一人のワンマンステージでありました。
2:46pm、あの日、あの時に祈りを捧げる「A(ラ)の音」もここで。

 

一日目もそろそろ終わりが近づいて来まして、最後に気になったバンドを見に花京院スクエア前ステージに。
行った時に丁度やっていたバンド「ブレルナ」、お初でしたが中々ノリの良くかっこいいミュージック、気に入りました。

 
(バンドブログ「ワレ、ブレル、ナカレ」はこちら、オフィシャルサイトはこっち、ここで彼らの曲が聴けます。)

そして一日目最後のグループ、慶応大OBによるジャズコンボ「つるへ恩返しオーケストラ」。
バンド名はパンフの説明によりますと、『東京は三田にある「つるのや」を愛する』という所から来てるみたいです。
ペットソロの人は仙台、キーボードは札幌在住と、メンバーの居所はばらばらですが、ここでこうしてまた一緒に演奏出来るというのはちょっと素敵な事ですね。

  


こうしてようやく長い一日目が終わり、この熱気を蓄えつつ、JSFはいよいよ二日目に突入していくのです(え?まだやる?)。
続く