杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

消されてしまった残念な話

「世田谷区で開業するかもしれない小児科医のブログ」さんの所で、【日赤医療センター集中治療科で起こった残念な話。】というエントリーがアップされていました。
それによりますと、そこの先生が病院内でこっそりレメディを使用していたという話をホメオパシーの学校でどうどうと講演したようなのですね。
ところがそれを紹介したページでは、すでにその発言は削除されております(→これ)。
でもこれ、しっかりキャッシュには残っている訳なのですが、よくよく読んで見ますと他にもあちこちの発言がいつの間にかカットされているんですね。
そこでどの発言がどうカットされたのか、いちいち比較しながら見なくても済む様カット部分を色づけしてみました(ネット内のキャッシュもいずれは消されてしまうと思いますので、これは画面キャプチャで処理してます)。

さてこうして見ますと、カットされた部分って皆、この先生が病院でレメディを使用しているという核心部分に触れた発言ばかりなのですね。
中には、
「病院でレメディを使う先生の勇気に驚きました。」
とか
「現役の職場でホメオパシーのレメディーを考えながらやっておられる事を興味深く感じました。」
なんて発言もあります。
そしてこのような発言がごっそりカットされたという事は、ここのホメオパシー統合医療専門校(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom))でも、これはヤバイと思った証しである訳なのですね。
まあ百聞は一見にしかずです。ぜひご自身の目でお確かめ下さい(ツイッターでの指摘箇所には赤線を引いております)。







正直私には良く分からないのですが、そもそも当初はこのようにすべて公開していた訳で、という事はここでは騒ぎになるまではこれは何の問題もないと認識していたという事なのですね。
それどころか生徒達の反応も、医療現場にどんどんホメオパシーが広がる事を望んでおり、今回の先生の行為を賛美する姿も見られます。
「こっそり」と行う事、この事に何の問題も見出せなくなったここの生徒達、果たしてここでは一体どのような教育が行われているのでしょうか?
「時々、お話して下さった先生の現場でのレメディのこっそりの話とかもとても素晴らしいなぁと感じました。現代医学の現場でいつかホメオパシーが補助的にでも使われる日がくると良いなぁと思いました。」