杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

2019年のごあいさつ

すっかり日が過ぎてしまいましたが、平成最後のお正月という事で、改めまして新年のご挨拶を。

 
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

今年の抱負としましては、これまで当ブログでは時事ネタにはあえて触れていませんでしたが、今年からは備忘録も兼ねて、時々取り上げてみるのもありかな等と考えております。

個人的に今一番感心を持って見ているのは、昨年末から年頭にかけて話題になりました韓国駆逐艦による自衛隊機へのレーダー照射事件、及び韓国元徴用工問題で、それに関するテレビ番組やネットニュースなどを日々追っています。

個々に言いたい事は山ほどありますが、それとは別にこれらの報道に触れる度、日本国内でこれほど大きく取り上げている事を、韓国国内ではどの様に報じられているのかが気になっています。

そもそも韓国の国民は、日本国内でこの様に語られているという事を知らないのではないか、日本のマスコミはもっと積極的に彼らに知らせるべきではないのかなどと感じてしまいます。

今年はNHK大河ドラマで1964年の東京オリンピックの舞台裏が描かれますが、考えてみれば今問題となっている「日韓基本条約・日韓請求権協定」が締結されたのは翌年の1965年6月22日です。
という事は、当時世間がオリンピックに沸いていた頃、その一方では日本と韓国とで戦後保障の交渉がずっと行われていた訳です。
ならば今一度、この条約が結ばれた経緯などを、当時の世相も織り交ぜながら描く再検証番組などあっても良いのではないかと思うのです。
そこで重要な事は、その番組内容を相手(韓国)も理解出来る様、二ヶ国語では朝鮮語、字幕は日本語・ハングル両表示で日韓同時公開するという事です。

それが許されなくとも国内でこの形で放送する事により、その番組を見た韓国の訪日観光客も理解する事が出来、日本でこういう内容の放送があったとリアルタイムで韓国に発信出来る環境が出来上がるという訳です。
そしてドキュメンタリー番組のみならず、討論番組などにおいてもお隣の韓国・中国に触れる時は同時通訳を使い、リアルタイムで積極的に相手国に情報を発信していくという姿勢がこれからは必要となると思うのです。

などと、マスコミについて思う所はたくさんあり今年も色々と意見を述べるつもりですが、もう一つ気になるのは政治の事。
今回の一連の韓国問題について、野党議員の声が全然聞こえてこないのです。
一体野党はどこに行ったのか? 日本の事をどう思っているのか?

そんな疑問を抱きつつ新しい年が始まり、また一年気の向くままに書き綴っていこうと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

(1月22日 追記)
韓国駆逐艦のレーダー照射問題について、1月21日防衛省は最終報告を公開しました。
・「韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について
防衛省はレーダー探知音まで公開するという異例の対応ですが、韓国側との溝は最後まで埋まらなかった様です。

個人的には、日本では確認できなかった北朝鮮の救助信号は傍受出来るけれど、哨戒機からの無線は聞き取れなかったという韓国の通信機器は、一体どうなっているんだろうという感想を持ちました。
報告書では、
なお、韓国駆逐艦からの無線による呼びかけもなかったことから、海自P-1哨戒機は、韓国側が救助作戦を行っていることを認知できませんでした。
ともあり、この通信の不具合が今回の騒動のそもそもの根本原因でもあると言えます。
韓国海軍におきましては、
防衛省としては、今後このような問題が再び起こることのないよう、韓国側に対して、自衛隊機等に対する適切な通信の実施、通信の待ち受け状態の改善、通信要員等への教育・訓練など、日韓の防衛当局間の現場における意思疎通の改善を図るための措置を求めます。
という要望に、真摯に耳を傾けてほしいと思うものです。