まずは市内から県道8号線(仙台松島線)を北上しますが、その道すがら、松島付近の交差点でこの「西行戻しの松公園」の案内標識を見つけたので、急遽予定変更して寄ってみる事にしました。
駐車場はあまり広くないので途中路上で並ぶ事になりましたが、15分ほどで公園に入る事が出来ました。
中は満開の桜、多くのカメラマンが絶景を激写していました。
展望台に登ると絶景ポイントのお立ち台が用意されていて、そこから見ると眼下に松島湾が広がり、まさに絶景ポイントと言えるものでした。
ここから撮ると、誰でも絵葉書の様な写真が撮れます(笑)。
この公園は、どこからでも松島の絶景が眺められる最高の場所でした。
車を降りて付近を散策してみると、こんな標識がありました。
小さな川沿いに約2km、ソメイヨシノの並木が続き、車を降りてのんびりと散策する人々の姿が見られます。
「高城川」という川の名は後で知りましたが、人も少なくまさにここは穴場でした。
国道346号線をさらに北上すると、涌谷城跡(城山公園)に到着です。
当日は「さくらまつり」真っ最中、川原に臨時駐車場が開設されていました。
駐車場から見上げると立派なお城の姿、でもこれは歴史資料館です。
公園内はお花見真っ最中。そこかしこでくつろぐ花見客の姿がありました。
山頂では広大なスペースに野外ステージが設けられ、コンサートも行われていました(クリックで拡大)。
山頂からは大崎平野などのパノラマが広がります。
山中を散策しながら、下の駐車場に向かいます。
まさに「桜の森」、この時期だけの景色でした。
「千本桜」と名の付く名所はここにもありました。
加護坊山を下り県道237号線を北上していくと、やがて遠くに桜並木が見えてきます。
そこから6kmにわたり、みなみかた千本桜ドライブロードが始まります(クリックで拡大)。
その眺めに思わず車のアクセルもゆるみ、のんびりと桜ロードの眺めを楽しめます。
県道の突き当たりの農道にも桜並木、ここものんびりと走ってみると、やがてぐるっと回ってまた県道に戻る道となっていました。
この時期だけの絶景ですが、秋になったらまたさぞかし綺麗な紅葉となるかもしれません。
みなみかた千本桜から県道15号線を走るとやがて「平筒沼」に行き着きます。
沼の周りには500本の桜が植えられていて、この時期はちょうど満開となっていました。
ここの桜は昭和60年に植えられたもので、全体的にまだ小ぶりではありますが、遊歩道沿いの眺めは中々良いものです。
この日はここでも「さくらまつり」が行われていて、湖岸ではおなじみのピンクの幟がはためいていました。
県南や仙台市内ではすでに桜の見頃は過ぎつつありましたが、県北ではこの時期が満開でいずれの場所でも皆「さくらまつり」が行われていました。
初めて訪れた県北の桜の名所は、確かにどこもその名にふさわしいものでした。
今回訪れた県北の桜名所の位置関係はこうなっています(クリックで拡大)。
カーナビは無料アプリ「TCスマホナビ」を利用しました。
行程は画面の通り。
走行距離は往復で150km弱、仙台からなら手軽な日帰りドライブコースでした。