杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

mixiがちょうどいい

僕は自ブログとしてこの「杜の里から」を2009年6月から初めていますが、実はネットデビューは2005年から始めたmixiでした。

そのmixiからこんなお知らせが来ました。

 

 

そして僕自身、気が付けばここでこんな時間を過ごしておりました。

 

 

mixiを始める前まではネットではずっとROMの人でしたが、ある日友人から招待メールが届き、こわごわと覗いてみてこんな世界がある事を知り、その後「友だちの友だち」などの繋がりで徐々にマイミクを増やしていき、同時にそこでブログのノウハウなども学んでいった次第です。

そしてmixi入会から4年後の2009年6月、このブログ「杜の里から」を開始しましたが、たとえ日々のつれづれを書き綴るだけでもいつどこからどの様な反応が返ってくるか想像も出来ず、始める時は正直大海原に小舟で漕ぎ出していく様な気持ちでただただ不安しかありませんでした。

ブログを初めて今年で14年目になりますが、記事を公開する時は現在も一瞬不安に駆られる事があります。

ブログの記事は全世界に公開されているという意識は常に持っているし、自身の発言にはそれなりに責任が伴うという事にも注意しているつもりなので、記事を公開する瞬間は何年経ってもいつも緊張を伴います。

 

アクセス解析のログなど見てみても、時々ドイツやアメリカなど外国からのアクセスもあり、バングラディシュからのアクセスがあった時など一体どういうルートからアクセスしてくるのか不安に駆られた事もあります。

 

Twitterなどで時々起こる炎上騒ぎなど見ていると、自分のツィートが世界中の人から見られているという意識が希薄で、あまりにも無防備な発信が多過ぎると感じてしまいます。

ブログ記事と違い、Twitterは「つぶやき」という手軽な投稿の形をとっているからつい無意識になりがちですが、実は自分のつぶやきは全世界に公開されているという事実は決して忘れてはならないのですね。

 

mixiの中ではマイミクはほとんどリアルな友人ばかりで、彼らへ向けたつぶやきならそれこそmixiで十分。

別に全世界に向けてつぶやく様な事でもないし、時々は表に出せない様な不謹慎なつぶやきも気軽に出来るしで、だから僕はTwitterはやっていません。

 

見てはいますが(笑)。

 

2022年12月にmixi利用実態のアンケート調査が行われ、その結果がこちらでも紹介されています。

 

この記事では紹介されてませんが、実は利用年数が10年以上の人は58%と半数以上にも上り、僕と同様の長い付き合いの会員が多いというのもmixiの特徴です。

mixiの利用目的でも第一位は「近況報告(45%)」ですが、いい歳になったロートル会員にとって、近年ではそれが「生存確認」の趣きに変わってきているというのが何とも悲しい所です(鬼籍に入ったマイミクも数人います)。

 

Twitter買収やメタの大量解雇(→こちら)、アメリカ議会でのTikTok禁止論(→こちら)など、SNSを取り巻く情勢が何かと騒がしいですが、国産SNSであるmixiだけはこんな状況にめげず、これからも何とか頑張ってほしいと切に願うものです。