2月23~25日の三連休、福島県から栃木県を周って神社巡りをしてきました。
これまで旅行といえば各地の観光名所を訪れるというのが主でしたが、神社自体を目的とする旅はガイドマップにも載っていない新たな発見もあり、一般の観光旅行とは別の面白さがありました。
旅行をするにあたりこれまではグーグルマップでドライブルートを決めてましたが、今回は事前にマイマップを作ってタブレットから見られる様にし、それを旅の友としてみました。
前回のブログ記事で紹介した神社ガイド「人生で一度は行きたい東北の神社とお寺」(以下ガイド本と称します)の中で、まだ訪れてない福島県の神社が郡山市近辺に集中していたので、一日目はそこをメインとする行程としました。
郡山市に着く前に、まず初めに福島市にある「福島稲荷神社」を訪れました。
安倍晴明が創建したと伝わる福島駅東口側の街中にある由緒ある神社で、桧の大鳥居がひときわ目立ちます。
社殿自体は近年に建てられたもので重厚な造りとなっています。
(→福島稲荷神社の公式サイトはこちら)
福島市から国道4号線を南下、次は「二本松神社」に立ち寄ります。
二本松といえば菊人形の「霞ヶ城(二本松城)」や鬼婆伝説の「安達ケ原」が思い起こされ、実際これまではそこしか訪れた事がないのですが、この「二本松神社」は今回の神社巡りで調べた中でその存在を初めて知りました。
本殿は二つの社、写真手前は品陀和気命(八幡様)、奥は伊邪那美命(熊野様)を祀っていて、それぞれ屋根の向きや建築様式が違っているのが興味深い社です。
(→二本松神社の公式サイトはこちら)
ここからいよいよ郡山市の神社へ向かいますが、これ以降は訪れた神社を次々に紹介していく事にします。
隠津島神社というのは福島県内に3社あり、その中の郡山市喜久田町にある神社。
赤い鋭角的な屋根が目を引きます。
神社では今年初めて境内で「泣き相撲」のイベントが開催される事になり、参加者を募集していました。
・「豊景神社」
天喜四年(1056年)、源頼義・義家父子により創建され、『ふくのまちの鎮守さま』として知られる由緒ある神社。
参拝した日は手水舎に綺麗なお花が生けられてました。
ふさふさとした毛並みが特徴の狛犬はとても愛らしい姿でした。
・「高屋敷稲荷神社」
画像検索すれば多くの映え画像が現れるほどSNSで有名な神社、寒かったこの日も多くの参拝客が訪れていました。
朱鳥居の数はおよそ100基、ここは別の季節にまた訪れたい所です。
パワースポットもありました。
御神石に向かうと人慣れしてる鶏のお出迎え。
御神石はでかかった。
(→高屋敷稲荷神社の公式サイトはこちら)
・「安積国造(あさかくにつこ)神社」
成務天皇5年(135年)に郡山に鎮座されたという由緒ある神社で、ここはガイド本にも紹介されています。
郡山市駅前にありますが、境内を訪れるととても街中の神社とは思えないほど厳かな雰囲気があります。
この日は拝殿の真ん前に車が駐車していたので遠景撮影はパスしましたが、どうやら中でお払いが行われていた様です。
・「開成山大神宮」
明治9年に伊勢神宮の御分霊が奉納されて創建された神社、『東北のお伊勢さま』とも呼ばれています。
ここの狛犬も中々に個性的です。
・「滑川(なめがわ)神社」
郡山市の南隣、須賀川市にある『仕事と子どもの守り神』として日本武尊(やまとたけるのみこと)や菅原道真命を祀る神社。
手水舎にはお花を生けた「花手水」。
これでガイド本に載っていた福島県の神社はほぼコンプリート、残すは猪苗代町にある土津(はにつ)神社のみとなりました。
そこはいずれまた機会を設けて訪れる事にして、神社巡りの旅は二日目の栃木県へと続きます。