杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

新しい地下鉄に乗る(前編)

12月6日、仙台市に新しい地下鉄東西線が開業しました。
当日は各駅毎に様々なイベントが行われた様ですが、それとは関係なくマイペースで地下鉄各駅を巡ってきました。

この日はあまり話題にはなりませんでしたが、実は地下鉄開業に合わせ、市内を走るバスはすべてICカード乗車券が使える様になったのです。
駅に向かうバスの出入り口には真新しいICカード検知器があり、新旧の機器が並ぶ様は時代の移り変わりを見る様です。

この日のために予め開通記念の一日乗車券(@500円)をゲットしておきましたが、今日はこいつの御世話になります。

地下鉄仙台駅の乗り換え通路、南北線から東西線への乗り換えは2分ほどです。

でもホームではこんなプラカードを持つ人も。
こういうのはちゃんと分かりやすい場所に表示してほしいですね。

覚悟はしてましたが、南北線に比べやはり車内は狭いです。
でも視覚的に広く見せようとしてる工夫がされており、思ったほどの狭さは感じませんでした。

行き先表示は日本語から英語・中国語・韓国語と切り替わります。
 
まずは始発の【荒井】駅に到着。バスプールがあり、2回には交流プラザもあって駅舎は大きいです。
 
 
駅反対側の出口のすぐ向かい側で、地元小学校の生徒達が協力して製作した「わらアート」のオブジェが展示されてました(こちらでも紹介されてます)。


次は【六丁の目】、ホームにある十文字に交わった路線図が、見慣れぬ目には新鮮に映ります。


駅構内は天井ライトの配置が斬新です。駅出入り口は街中の地下鉄駅という感じですが、ガラス張りの外観は珍しいです。
 

【卸町】駅。
ここの構内も先ほどとはまた違った雰囲気となっています。
 
地上への登り口はやたら高い天井で広々感があります。

ここは仙台屈指の問屋街ですが、今まで駅がなかったのでここに来るには車しかありませんでした。
卸町ではこの日に合わせてバーゲンが行われていましたが、地下鉄開業で大きく変わるのはもしかしたらここかもしれません(↓ クリックで拡大)。

着いた時は記念イベントは終わってましたが、問屋を訪れる人の波は途切れる事はありませんでした。




次は【薬師堂】、中国語と韓国語ではこう書くのですね。
 
駅構内は明るく天井ライトは格子状のデザインとなっており、駅前にはバスプールがありました。
 
駅の名の通り、すぐ近くには国重要文化財の「陸奥国分寺薬師堂」があります。

ここはまだ訪れた事がなかったので、ちょっと寄ってみました。駅から徒歩1分、あっという間に到着です。
 
〔薬師堂〕

〔準胝観音堂

お堂にはこんな張り紙が、何言ってるか全然わかりませ~ん(^^;)。

ここは「杜の都緑の名所100選」にも選ばれており(→こちら)、またいつかゆっくり来てみようと思います。

次の駅は【連坊】駅。
構内は間接照明を生かしたシックなデザインとなってます。この辺は文教地区で、駅のすぐ裏手には仙台一高がありました。
 
構内の階段踊り場には、駅名「連坊」の由来が掲げられています。

また、自分お気に入りの写真パネルも飾られてました。


仙台までもう少し、次は仙台一つ前の【宮城野通】駅まで来ました。
駅構内は極めてオーソドックス、地上出口もよく都会に見られる普通の出入り口でした。
 
ただ構内の通路にはこんなオブジェが。



この近所には「アンパンマンミュージアム」があるのですが、ただここからだと結構歩きます。
地下鉄入り口のすぐ横は「ユアテック本社」ビル、そこの特設ステージでイベントが行われてました。

踊っていたのは地元アイドル「みちのく仙台ORI☆姫隊」、寒さにめげず頑張ってました(公式サイトはこちら)。


ここはもうJR仙台駅のすぐ目の前、近場で遅い昼食を食べた後は、いよいよ駅の反対側に向かいます。
後編に続く)