杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

ホンダジェットを見に行く

ホンダ・エアクラフト・カンパニーが開発した「ホンダジェット(HondaJet)」が、4月25日の仙台空港を皮切りに、5月5日まで各地の空港を巡るワールドツアーを始めました。
という事で、早速実物を見に空港に行って来ました。
当日は格納庫で見学できる招待キャンペーンもあったのですが、一般の見学も出来るという事でしたので今回はそちらを利用しました。

JR仙台空港線駅を降りると鉄道むすめの「杜 みなせ」のお出迎え、お初にお目にかかります。



空港からは「(有)遠刈田バス観光」のシャトルバスで「第二会場」へ。2台が待っていて、着いた時は見学者の列も長く伸びていました。



参加者には記念ロゴ入りのリストバンドが渡され、これを手首に巻いて見学者の証明とします。
バスに乗る時は手荷物のチェックもありました。



一般見学者の第二会場は格納庫脇の原っぱですが、他の場所から運ばれた見学者も混じったりして結構な数の人が集まっていました。



会場のお隣は「仙台市消防航空隊」だったので、待っている間にそこのヘリも飛んで来たりして、自分的には充分楽しませてもらいました。



お昼12時ちょうど、ホンダジェットが動き出します。





滑走路のかなり遠くの方から離陸開始、短い距離で離陸後どんどん上昇していきます。



そして空港周りを8の字状に旋回していきます。



手前側の短い滑走路でタッチ・アンド・ゴーも。







展示飛行も無事終わり、格納庫へ。





真正面から。エンジンが微妙に内側に寄ってるのが分かります。



そして格納庫に消えていき、展示飛行は終了しました。その間約15分ほど、待ってる時間は長かったですが、飛んでる時はあっという間でした。
肝心のホンダジェットの〔飛び具合〕ですが、離陸後の挙動を見ますと操縦性はかなり軽い感じに見えます。
離陸後すぐスピードに乗っていく様はちょっとした戦闘機なみで、やる気になれば急上昇も難なくこなせるのではないかと思えます。
エンジン音はそれなりに甲高いですが、音自体の大きさは「U-125」よりは静かです(まあ出力が違いますから当然ではありますが)。
個人的には、タッチ・アンド・ゴーなどを見せられますとつい宙返りなどを期待してしまうのですが、考えてみればこれはビジネス機でした。
本田宗一郎の夢であったとする「ホンダジェット」、その飛ぶ姿に思わず夢を追いかけた者達の情熱を感じ、ちょっと胸が熱くなった今日の日でした。

(参考)
・産経ニュースより「【ホンダジェット】本田宗一郎の夢を実現した男とは…」
・HondaJetオフィシャルサイトより「The First Production HondaJet Takes Flight」