杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

MAIENZA(えひめAI)の効果

7月25日に「MAIENZA(えひめAI-2)」が完成してから色々使用してみました。
本日はその効果のほどのレポートです。

まずは台所。
油汚れの部分にスプレーしてしばらく置いておくと油分が徐々に分解され、軽く拭くだけで綺麗に汚れが落ちました。
食器なども、大した汚れではないものはスプレーするだけでも綺麗に汚れは取れました。

説明によりますと、これは発酵する時に微生物が作り出した酵素の働きによるもので、それらがでんぷん・たんぱく質・脂質などを分解するためとなっていますが、思った以上にその効果はあるようです。

そして風呂場。
実は我が家ではここが一番の問題でして、今までは洗面所・風呂場の排水溝からドブ臭い臭いがしていて、夏場などは浴室のドアを開けるとむゎっとする臭いがたちこめ、何とかならないものかと頭を悩ませていた所でした。
そこで洗面所、風呂場の排水溝に就寝前にスプレーしてみました。
そしてもう一つ、浴槽にもキャップ1~2杯(10ml程度)を入れてみました。
そうした所、この効果は抜群でした。
通常一日おいた浴槽では、次の日になると底や側面に湯垢がびっしりとついてしまい、「すえた臭い」などもしてきてとても入る気などにはなれず、今までは「ふろ水ワンダー」とか「風呂水きらら」などの洗浄剤を入れていました。
しかし何となくその洗浄成分がずっと気になっており、出来ればあまり使いたくなかったのと、それを使っても排水溝のドブの様な臭いはなくなったりしなかったので、何とか他にいい方法はないかと思っていたのです。
そこで、試しに浴槽に「えひめAI」を入れてみたのですが、すると次の日になっても湯垢のこびりつきは見当たらず、お湯の臭いもかすかな酵母発酵したアルコールの香りがして、それがちょうど「酒風呂」のような感じになり、自分的には中々いい感じのものとなりました。
入浴してみると、浴槽の壁面にはちょっとした「ぬるみ」があり、どうやらこれは微生物層の皮膜ではないかと想像出来ます。
これはこすってみてもすぐ分解されるし特に臭いもなく、普通に入っても気にならなくなりました。
そして3日目、通常ならば洗浄剤を入れていても「すえた臭い」が立ち込めるほどになるのですが、前の日の風呂上りにまたキャップ1杯程度を入れておいた所そのような臭いもなく、さすがにお湯の濁りはありましたが湯垢は見当たりません(言い忘れましたが、家族三人で利用しています)。
我が家の風呂釜は追炊機能はなく、その都度お湯を減らしては追加する方式のため体を洗う時も湯船のお湯を利用しており、洗濯にもその残り湯を利用しています。
つまり、湯船に入れた「えひめAI」をそのまま各所の排水溝に流しているのと同じ事になり、そのせいか今まで臭っていたドブの臭いも今はすっかり臭わなくなっています。

これもまた説明によりますと、アルカリ性の腐敗臭などは乳酸菌が生み出す強酸性の乳酸により中和されるのと、発酵培養時に生み出される抗酸化性物質が腐敗を防止するとの事で、確かにそのようになっていると実感できます。

そして驚いたのが風呂掃除です。
今まではこびりついた湯垢を落とすのにお風呂洗浄剤を使用していたのですが、「えひめAI」を入れているとそれを使わなくてもスポンジでこすっただけで浴槽は綺麗になるのです。
これは壁面に付いた微生物層が湯垢のこびりつきを防いでいるのではと想像しているのですが、これについては更なる考察を重ねてみたいと思っています。

ここでふと思いつくのが、よく学校などで行われているEMによるプール掃除です(参考)。
ここで使用されるのは「えひめAI」と同様の方法で培養した「発酵液」です。つまり原理的にはEMも「えひめAI」も同じ訳で、プール自体が大きな浴槽だと考えると、汚れが良く落ちるというのもうなづける様な気がします。
もちろんプールほどの規模になるとこれだけではなく、「左思右想」さんでも紹介された「ミジンコ浄化法」も複合的な要素として働いているのだと思われます。
しかしこのプール掃除に関しては、、EMも「えひめAI」もただ「便利なもの」という扱いだけでしか使用されていない例が多々見られます。
実際は、これこそ微生物の働きを学習するという環境学習の良い教材だと思うのですが、EMに関してはその成分が漠然としているため、中々深くは学習に利用出来ていないといのが実状のようです。


他に我が家ではトイレにもスプレーしているのですが、使用後しばらくは臭いは消えるのですが、何回もトイレを使用しているとすぐまたトイレ臭は戻ってきてしまいます。
これは使用後は常にスプレーするという習慣付けをしなければならないようです。

今日まで使用した量は500mlのまだ半分ほど、この他にまだ1本残っており、無くなりかけたら今度は米のとぎ汁での二次発酵というのもやってみようと思います。



今の所我が家で使用しているのはこの程度ですが、他にも色々使用法があるようですのでこれから順次試してみたいと思います。