杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

羽後は萌えているか?

お盆休みは奥さんの実家、秋田県の方に足を伸ばしてまいりました。
ついでにかねてより話題となっておりました「羽後町」を見物してまいりました。

この羽後町ですが、面積では県の中でもかなり広大な方でして、そのほとんどは田畑と山であり、実際の街中となりますとその中のごく一部の地域となっております。

湯沢市から国道398号線を本庄方面に走り、途中で右折しますと羽後町のメインストリートに行き着きます。
行った日は8月14日、街中では16日から始まる「西馬音内(にしもない)盆踊り」の準備が着々となされておりました。

    

ぶらっと散策してみますと、お店のショーウィンドウやら雑貨屋さんの売り場の棚などに、ありましたありました、「萌え系美少女画」の数々。

    

はて? それにしても随分数が多くありません?
僕が把握してたのは「萌え米」とか「萌え焼酎」とかだったのですが、このポスターは一体???

そう思っていたら、お土産屋さんに入ってその謎が解けました。
これ、「かがり美少女イラストコンテスト実行委員会」で作成した新たな羽後町グッズだったのですね。
このスティックポスター、「古民家」が16種類、その他の方は32種類もあり、いずれか2種類が中に入っているというもので、そうと聞いたらやはりこれは買わなければなりません。で、早速適当なのを1本チョイス。
店内にはこの間行われた「かがり美少女イラストコンテスト」の作品も展示されておりました。
う~む、皆頑張ってるなぁ~。

    

さてわざわざここまで来たのですから、せっかくだからあの「萌え酒」を手に入れたいというのもまた人情というものです。
しかしこれ、焼酎の方は限定1000本、最近発売された吟醸酒の方は限定500本というもの、どうせもう売り切れだろうと半ば諦めておりました。
しかし酒屋さんの店頭を見てみたらそこに、

  「花嫁道中」入荷しました

の文字が!
早速入ってみましたところ、ありましたありました、焼酎も吟醸酒も両方とも。
しかし……た、高い!
セットで売られているものは何と『4000円』! ↓



いや、一応ネットで情報は持っていたのですが、やはりこうして目の当たりにしますとちょっと手が出せません。
もちろん店内ではバラ売りもしておりまして、結局一番安価な1300円単体ボトルを買う事に致しました。

さてここまできてせっかくなので、あのポスターの古民家「鈴木家住宅」なるものを見たくなってまいりまして、酒屋のご主人さんに場所をお聞きし早速行ってみる事に。
何でも山の方にずっと行くと大きな「萌え看板」があるとの事で、それを目指して車を走らせる事約15分。
すると言われたとおり、山の中に突如巨大な看板が。
その看板に導かれ、山の中を走っていくと大きな古民家が現れました。
いやさすが重要文化財、その畏怖堂々としたたたずまいには圧倒されてしまいます。
って、入場料がいるという事で、取り合えず外側だけ見て帰りましたけど(しかし我ながらセコかった(^^;))。

  

しかしこの「古民家」ですが、ポスターでは随分種類があるのですが、地元の人には意外と知られていないようで、酒屋のご主人もこの「鈴木家住宅」しか知らなかったというのが何ともはやでした。やはり若い世代とのギャップがこういう所にあるのでしょうね。
地方の活性化には地元住民の協力が欠かせないのですが、『情報の共有』というのが今後の課題であると思われます。

さてこれが今回のおみやげです。↓ スティックポスターの中身はこういう具合。↓

       

勿論作者の人は分かりません(^^;)。
まあ取り合えず話題作りと言う事で、いずれ開かれる「某集まり」でゆっくり披露しようかと思います。




 (おまけ)




こんな所に「EM」が…orz。