杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

アベノマスクが来た! さ、寄付しようと思ったら… (追記あり)

東京アラートが発令されて一週間、新規感染者は依然二桁台となったまま推移し、中々すっきりした気分になれずにいます。

(6月9日現在)

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そんな中、我が家にようやくアベノマスクが届きました。

4月1日に安倍くんがぶち上げてから紆余曲折、以前の記事でこのマスクが使えるか否か触れた事はありましたが、結局ここに届くまで2ヶ月の時間がかかり、正直完全に時期を逸したと言わざるを得ません。

厚労省のHPを見てみると6月15日までに全量配布完了の予定らしいですが、感染が収まってる地域から見ると今さら感が拭えません。

(スクショ ↓)

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我が家では先月の内にすでに値崩れした不織布マスクを手に入れましたし、アベノマスクが届いても初めから寄付するつもりでいましたが、肝心の寄付先が5月末で受付を中止してたりして、本当の意味で時期を逸してしまった訳です。

 

でも改めて寄付先を探してみるとまだ募集している所は結構あったので、これから寄付先をゆっくり決めていこうかと思っていますが、その中でちょっと気になった事があります。

例えばこちら。

ここの募集ページのマスクの写真を見てみると、我が家に届いたのとは中の解説書のデザインが違うのです。

ここでのマスクの中の解説書では

3つの密を避けましょう!

となっているのですが、今日届いたマスクでは、

「新しい生活様式」の実践例

となっていました。

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裏面のデザインも探してみたら、これも違っていました。

ヤフーニュースより ↓)

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(今日届いたマスク ↓)

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厚労省が「新しい生活様式」を正式に発表したのは5月4日です。↓

 

という事は、この解説書はそれ以降に新たに製作されたものという訳です。

4月23日に不良品の回収検品が発表され、その後8億円もかけて検品作業が行われた事は各所で報道されましたが、この解説書のデザイン変更についてはどこも触れられていませんでした。

まあデザイン変更だけなら今は版下の変更自体は大した手間ではありませんが、なにせ数が数ですから、それまで刷っていた解説書はそのまま全部使われたのかとか、途中でデザイン変更したならまた新たな経費が発生したのかなど、つい余計な気を回してしまいます。

細かい事ですが何せ巨額の費用もかかっており、国民の知らない所で色々な事が行われている様でもあり、今回の政策は果たして金額的にも効果的にも適正なものだったのか、やはり再検証は必要だなと改めて感じた次第です。

 

解説書は2枚折りになってるので本当は中を覗いてみたいのですが、寄付する場合は未開封のものという条件があるので前のデザインと中身を比べる事も出来ず、さてどうしようかと思わず悩んでしまったのでした。

 

 

 

来るのがあまりに遅いので、先週郵便受けに入ってたチラシを思わずアベノマスクと勘違いw。

 

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(6月12日 追記)

6月11日付の地元新聞にこの様な記事が載りました。↓

 

地元という事でもあり、アベノマスクはここに寄付する事にしました。

 

でもそろそろマスク支給も終わる頃でもあり、こういう記事はもっと早い内に、せめて一週間前には載せてほしかったですね。