杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

感染じわりのお正月

昨年7月の日記依頼およそ5ヶ月半ぶり、久々の更新となりました。

その間コロナ陽性者数は最悪の状態となり、その後急速に終息していったのはご承知の通り。

デルタ株がまん延していた頃、日々の報告などは某所で小まめに行ってはいましたが、気が付けばこちらの自ブログの方がつい疎かになっておりました。

今回は某所で報告していた内容をこちらでご紹介いたします。

 

全国的なコロナの状況を正しく把握するには、日々更新される感染者数に一喜一憂するよりも、「10万人あたりの感染者数」を参考にした方がより理解しやすいと僕は考えています。

そこで参考にしていたのは「NHK特設サイト 新型コロナウィルス」、ここで日々更新されるデータを大いに利用させてもらいました。

例えば昨年2021年8月20日、この日は一日で最大の感染者数が記録されました。

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今となっては信じられない状況ですが、これをこの日を含めた一週間の「10万人あたりの感染者数」で前後の週と比べてみるとこうなります。

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この時は関東首都圏よりも沖縄県が大変な事になっていましたが、翌週と比べてみれば感染は徐々に収まりつつあるのが分かります(東京都の順位と数字にも注目)。

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(この時点では、感染者数が10万人あたり25人以上がステージ4の赤、15人以上がステージ3の橙、それ以下が黄色で表されています)

 

この後急速に終息に向かっていく訳ですが、この表により自分の県が今現在どの辺りにいるか、全国の感染状況がどの程度深刻なのかがよく理解できる訳です。

この頃マスコミでは日々、東京や大阪など大都市の病院の切迫状況ばかり報道されてましたが、地方に住む身にとってはそんな大都市よりも、同じ地方都市である沖縄県の医療状況をもっと知らせろと思っていました。

地方では都会ほど潤沢な医療資源がある訳ではなく、一度感染爆発が起きたらあっという間に医療崩壊ともなりかねず、他山の石とする上でも沖縄があの時期どうやって危機を乗り切ったのか知りたい訳なのです。

 

年末番組「ゆく年くる年」の映像を見ていると、年明けのオミクロン株の猛威に不安を感じてしまいます。

年末休みに入ってからは感染者数も100人台から500人台へ増えてきています。

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10万人あたりの陽性者数も1人以下の県が徐々に少なくなってきて、全体的にじわりと増えつつあるのが何とも不気味です(沖縄県の増加はあの米軍のクラスターの影響でしょうね)。

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今年からブースター接種も本格的に始まりますが、これからはコロナ感染者数の公表の際は年齢別だけではなく、ワクチン接種者(ブレイクスルー感染者)数及びワクチン未接種者数も併せて公表するとか、マスコミは日本全体のオミクロン株の広がり具合がたやすく把握出来る様な伝え方を工夫してほしいものです。

 

個人的には早くGOTOキャンペーンが再開しないかと期待してますが、心の底から安心して旅するにはもう少し時間がかかりそうだと感じる年明けなのでした。

 

 

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。