5月10日に東京都医師会が屋外でのマスク着用の見直しを発表し、それを受けて5月11日、松野官房長官が屋外でのマスク緩和を発表しました。
(5月11日河北新報より抜粋 ↓)
松野氏「屋外マスク不要」 十分な距離前提に推奨
松野博一官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルス感染対策としてのマスク着用について、人との十分な距離が取れる前提で「屋外では必ずしも必要ではない」との認識を示した。気温や湿度が高いときは、着用により熱中症のリスクが高くなると説明。マスクを含む今後の感染対策の在り方は、感染状況や専門家の意見を踏まえて検討するとした。
屋外でのマスク着用を巡っては、東京都医師会の尾崎治夫会長が10日の会見で「見直してもいいのでは」と発言した。
https://kahoku.news/articles/knp2022051101000546.html
はっきり言ってようやくかという感じですが、自分としてはこれまでもさほど人がいない屋外ではマスクは積極的に外してました。
正直、メガネは曇るし肌は荒れるしでマスクするのが嫌いだからw。
そんな自分がTVを見ていていつも気になってたのが、ニュースやワイドショーなどで見かけるマスクしたままの屋外リポーターの姿です。
周りには誰もいないのにマスクをしたままリポートする姿を見る度、
「何のためにマスクをしてる?」
といつもイライラしている訳です。
そもそも今では、スタジオ画面の中では誰もマスクはしていません。
それはちゃんと喚起をして出演者とも距離をとってるからでしょうが、それならば尚更室内以上に換気が良い屋外なら何も問題はないはずです。
でも屋外リポーターはマスクをしたままモゴモゴとリポート。
スタジオではマスクをせず、より換気の良い屋外ではマスクをしたまま。
いつになったらこの矛盾に気付くのか、
「テレビ局の人達って本当に頭悪いのね。」
と、つい思ってしまう訳です。
そもそもマスクを着けるか外すかは周囲の状況に応じて判断するもので、コロナだからと一つ覚えで付けっぱなしにするものではなく、感染リスクが低い所ではマスクなしでも問題ない訳です。
それなのにどこもかしこも一つ覚えのマスクしたままの屋外リポートが続いている。
そんな姿を日々見せつけられてるおかげで換気の良い屋外でも感染リスクがあるかの様なイメージが作り出され、外でも常にマスク着用などというおかしなエチケットがまん延してしまってるのです。
SNS全盛の昨今ですが、それでもテレビの影響力は今でも絶大です。
テレビ局は今回の方針が出される前から、状況に合わせたマスク着脱の姿を率先して見せるべきでした。
マスク緩和方針が出された今こそ、テレビ局はマスクなしの屋外リポーターの姿をどんどん画面に出し、近場でインタビューする時はさっとマスクを付けるという姿を積極的に見せるべきです。
それで文句が来たならば、
「感染リスクがない場所では、マスクを外しても構わないのです。」
と、堂々と答えてやれば良いだけの事です。
単に不安を煽るばかりではなく、テレビ局の人達は今一度テレビの使命というものを思い起こしてほしいものです。