今まで東北・北海道で猛威を振るっていたオミクロンが、この年末とうとう全国に広がってしまいました。
12月2週目から4週目までの増減を、いつもの様に10万人当たりの陽性者数で見てみます。
それまでトップに並んでいた北海道は一気に下降、793.21人→751.23人→649.25人と北海道ではどうやらピークを越えた様です。
でもトップだった宮城県は1,005.95人→1,098.48人→1,005.30人と依然高止まりの状態となっています。
それよりも顕著なのは九州と西日本地方で、寒さが本格化した12月4週目には宮城県を軽く追い越し、一気にトップグループに躍り出ました。
特に熊本県がひどく、672.04人→1,134.33人→1,462.87人と急激な感染者の増加でトップとなり、コロナ病床などの不足状況が気がかりです。
12月28日にはコロナ死者数が415人と過去最高となったと報告されましたが、それでも年末年始休みでは別段行動制限もなく、予防は各自の行動にゆだねられてる状況です。
12月24日時点での感染者の状況はこちらですが ↓
一年前(2021年)はこんな具合でした。↓
今となっては夢の様な姿ですが、でもこの時でも正月休みを過ぎてから感染者数は一気に爆増しています。
今の所東京都は630.05人→774.50人→842.15人と微増の状態ですが年明けの状況は要注意、地元に帰省した人達が戻る休み明けにこれがどう変化するか、病院や各行政機関はそれなりの準備と覚悟が必要と感じる年の瀬でした。