杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

清津峡に行く

9月16日~18日の三連休を利用して、新潟県十日町にある清津峡に行ってきました。

当初は特に時間を決めずに行くつもりでしたが、前の日に訪れた友人からこの三連休は事前予約を取らないと入れない(実際は入れる様ですが)との連絡があり、慌ててセブンイレブンで予約券を購入しました。

行く前日でしたが何とか買う事が出来て一安心です。

サイトにも案内がありますが、繁忙期には事前予約制となるのでこの辺は注意が必要です。

次回の予約対象期間は、

・10月7日(土)~10月9日(月)の三連休

・10月28日(土)~11月5日(日)の紅葉シーズン

となっています(→こちら)。

 

訪れたのは連休二日目の9月17日でしたが、清津峡へ通じる道は途中から渋滞でノロノロ運転となり、駐車場手前でチケットチェックもあり駐車場はすでに満杯、結局車を止めるまで15分ほど待つ事となりました。

止めたのはちょっと離れた第二駐車場で、そこからのんびり5分ほど歩くと清津峡の通りに入ります。

 

そこを通り抜けた先が清津峡トンネルですが、手前にトンネルのインフォメーション看板があり、読むとパノラマステーションの水坑には靴のままで入れるとあり安心しました(当初ははだしでなければと聞いていた)。

 

その先にトンネルの入り口、入るとすぐにチケット窓口があります。

 

後はトンネルの中をひたすら進むだけですが、途中大勢の人達とすれ違います。

駐車場が満杯だった事もあり、親子連れやペット連れなどこの日はかなりの人が訪れていました。

 

トンネルの全長は750mですが、途中3つの見晴らし用横抗があり、そこからも清津峡の眺めが堪能できます。

400m辺りにまず第一見晴所、装飾もなくシンプルな横抗です。

 

そこからの清津峡の眺め、ダイナミックな岩肌が目の前に迫ります。

 

そこから50mほど進むと第二見晴所がありますが、そこは思わず何じゃこりゃのアート空間となってました。

 

中央に置かれたメタルのオブジェは「トイレ」でした。こんな所で用を足す人いるのかしら?w

 

さらに進むと第三見晴所、ここも見晴所そのものがアート空間となっています。

 

そしてその先に清津峡の象徴であるパノラマステーションがあります。

そこではすでに、大勢の観光客の人達が記念写真を撮っていました。

 

この日は大勢の見学の人が入れ代わり立ち代わり動くので、水面はずっと波立ったままで中々綺麗な鏡面にはならなかったのが残念ですが、これも連休の混雑だからやむなしという所です。

ちなみに反対側はこの通りの盛況ぶりですが、皆マナーを守って順番にトンネル先の見晴らし台に歩んでいました。

 

トンネル先端からの清津峡の全景、先ほどの横坑からは斜めからの風景でしたが、ここから見ると清津峡正面からの景色となります。

岩肌の模様が斜めに走っているので、遠近感がちょっと狂ってしまう感じです。

 

後で分かりましたが、このパノラマゾーンはトンネルがぐるりとUターンしていて、こうやって清津峡を正面から眺められる様になっていたのですね。

 

夏のこの時期は緑の葉が印象的で、秋になるとまた違う鮮やかな風景となるのでしょうが、その時期は多分この日以上に混むのでしょうね。

 

この日の行程は清津峡がメインでしたが、十日町と言えば「棚田」も有名な所なので、清津峡に行く前に棚田巡りも旅のコースに入れていました。

ただ清津峡入場の時間制限もあり、渋滞も考えられたので当初予定していた「蒲生の棚田」と「儀明(ぎみょう)の棚田」はスルーし、もっとも有名な「星峠の棚田」と「留守原の棚田」だけを見る事としました。

 

星峠の棚田には10台ほどの車が止められる駐車場が整備されていて、近くには展望台も設けられています。

 

NHK大河ドラマ天地人」のオープニングにも登場したという「星峠の棚田」は見事な絶景でした。

ここは水を張った時期も見てみたいですね。

 

続いて「留守原の棚田」、ここにも駐車場があり6台ほどが止められます。

 

ここの棚田はコンパクトですが、どこか牧歌的でメルヘンチック、まるでジオラマの様な風景でした。

 

今回この地域は初めて訪れましたが、どこも別の季節にまた訪れたいと思う風光明媚な場所でした。

 

今回の旅は清津峡に行く前に新潟県村山市で一泊し、翌日上越方面に向かうというのんびりした行程でしたが、仙台から直接清津峡へ行くとすると片道420km、高速を利用しても5時間半はかかる距離となります。

往復の行程を考えるとゆっくり周るには最低でも二泊は必要で、そうなるとまとまった休みを取るには連休を利用するしかなく、やはり混む時期しか行けないというのが何とも辛い所です。