杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

ウン十年ぶりに七夕を見る

今年の七夕は運良く土日にかかりまして、おかげでいつもならば見る事もしない(出来ない)七夕祭りに出かけてまいりました。
と言っても本当の目的は、とあるイベントに参加した友人との飲み会が本命であり、七夕見物は街中に出る「ついで」です。
何せ暑うて暑うてあんじょうたまりません。この日(8月8日)は仙台でも32℃超え、夕方になってもまだまだ熱気むんむん状態でした。
見学ルートは通常は駅前からアーケードを通って一番町、そして市役所お祭り広場へと至るのですが、今回は逆ルートから辿って行きます。

市役所前おまつり広場、何かやってましたがこれラジオの公開番組だったのかな?

そこから一番町に入るといよいよ七夕祭り、こんな感じの飾りが延々と続いていきます。

実はこの時期、三越デパートで「萩尾望都展」をやっておりまして、それを見るのも今回の目的の一つでした。



この「萩尾望都展」、何でもデビュー40周年記念という事で、全国を廻っているみたいですね(→参照)。
懐かしい「ポーの一族」やら「百億の昼と千億の夜」などの生原稿が展示されており、どう見ても生原稿にしか見えない「版画」などがウン万円といういい値で売られておりまして結構売れているようでありました。

再び通りに戻るとまたまたこんな感じ。でも吹流しはすべて和紙の手作り、各々のお店がその出来を競います。

沿道には色んな出店、中にはこんな似顔絵書きのおじさん達も。

延々と続く七夕飾りと人の波。

近くで見ると中々手が込んでます。

一番町の表玄関の顔です。







仙台中心のアーケード街「クリスロード」です。仙台在住のプロリーグ、野球・サッカー・バスケット、私も応援しております。

店それぞれの特色を出した吹流しが面白いですね。

話題の「はやぶさ」も。

毎年この期間中に広島原爆の日(8月6日)を迎えます。今回は65周年、この平和七夕も35回目を迎えます。吹流しは全国から集まった千羽鶴、その迫力に圧倒されます。





アーケード街の中には「お不動さん」がありまして、そこには「仙臺四郎」が祭られており、商売繁盛の神様として仙台市民に愛されています。

本人?

実はこの方、宮城県ローカルお笑いコンビ「ハンプティダンプティ」のあべだいちさん、「撮影は御自由に」との事なので一枚撮らせてもらいました。他の人からは「テレビいいの?」なんて質問されてましたね。
彼らがよく出演してるのがKHB東日本放送の「突撃!ナマイキTV」、仙台市民には馴染みの顔でもあります(ちなみにこの番組、仙台舞台の映画「ゴールデンスランパー」に撮影協力しております)。
しかしこうして見るとよう似てる、今更ながら気付いた次第。





駅前まで見てきたのですが、久しぶりに見たせいか何か飾りが全体的に小さくなった印象があります。
昔はもっと天井の上の方から釣り下がっていて、吹流しの長さももっとあったような気がするのですが、今回はどこの飾りも皆一様に同じ大きさとなっていました。何か規格の取り決めでもあったのでしょうかね。

見終わって駅前辺りで友人達と集まって飲み会、イベント帰りの友人は仙台で何が行われているのか全然知らず、やたら人が多い事に驚いていました。
実際僕も、こんな事がなければ多分見に来る事はなかったでありましょう。とにかく人人人で、
「アーケードの中ってこんなに狭かったっけ?」
と思うほど。はっきり言ってもう当分見なくていいですね。
今年の人出は3日間で235万7000人、去年より27万人も多かったそうで過去2番目にいい記録との事、日曜の夜になっても人通りは途切れる事はありませんでした。
こうして東北夏祭りは終わりを迎えましたが、僕らはその夜、そんな事とは関係なくずっと熱い会話を続けていたのです。

友人からのおみやげはこんなのでした(^^;)。