ChatGPTが何かと話題になっています。
政府や行政、教育現場などでの応用など世間では様々な使い道を模索中ですが、これが旅行プランの作成にも役立っていると聞き、ちょうどGWの計画を立ててる所でもあったので、僕も早速登録して試してみました。
僕の旅の目的は山城巡りや寺社巡りなので、試しにChatGPTに神社を巡るドライブプランを尋ねてみたら、なにやら聞いた事のない神社が色々紹介されました。
それを試しにグーグル先生で確認してみた所、似た様な名の神社は出て来ますがChatGPTで紹介された神社は見つからず、またChatGPTで紹介した住所は架空の住所という有様でした。
そこで確認のために地元仙台の神社を尋ねてみた所、以下の様な答えが返ってきたので、そのやりとりをスクショで紹介していきます。
ちなみに仙台市で有名な神社としては、国宝「大崎八幡宮」とか伊達政宗公を祀る「青葉神社」、徳川家康公を祀る「仙台東照宮」などがありますが、ChatGPTの回答は、仙台市民が見たら目が点になる様な内容でした。
「宮城野神社」? 「菅生神社」? 「開発神社」? 「藩祖神社」?
聞いた事ありません。
それにそもそも勾当台公園内には神社などありません。
どうもChatGPTはしれっとウソを語るようです。
この回答を見てる内、人が何も知らないと思って小ばかにされてる様な気がしてちょっとムカついてきたので、これらの回答一つ一つにツッコミを入れてみました。
そうしたら中々笑える返答が戻ってきたので、これもスクショで紹介していこうと思います。
まずは一つ目の「宮城野神社」から。
『青葉区には「宮城野八幡神社」がありますが』『青葉区ではなく、宮城野区にあることが正しいです』
ここら辺は日本語の文章としても破綻していますね。
続いて二つ目、勾当台公園内の神社。
三つ目、仙台城跡の藩祖神社。
このChatGPTというやつ、話ではネット内の様々な情報からそれらしい回答を導いているとの触れ込みでしたが、どうもローカルの話題については苦手の様です。
でもネット上には神社のホームページもあるし神社を紹介するブログなども多数存在しています。それなのにこの体たらくはどういう事でしょうか。
いやそれよりも、一体どこからこんなでたらめな回答を持って来るのか、情報ソースが何も示されないのでこちらでは分かり様もなく、逆に知らない人がその回答の信憑性に疑問を持たず信じてしまう事に不安を感じてしまいます。
世界ではChatGPTの使用を禁止する国が出たりしていますが、確かにこのまま安易に子供達に使わせるのは危うい気もします。
さて、でもまあ今回こうして再教育を行ったので多少はましになったかと、試しに翌日ChatGPTに同じ質問をしてみました。
その回答は…、
ダメじゃん!
(4月20日追記)
山形の友人からリクエストがあり今度は山形市の神社を尋ねてみましたが、山形市民にとっては噴飯ものの回答が返ってきました。
どうもこのChatGPT、歴史についてはかなりのポンコツの様です。
いや、山形藩主は上杉家じゃねーから!(爆)