杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

JAZZFES2012へ行く(二日目)(追記あり)

(一日目はこちら

ジャズフェス2日目は頭から仙台駅に向かう事となりました。
というのも今年は、よりによって【あの!】「サタンオールスターズ」が2日目のトップバンドとなって、それも仙台駅正面のペディストリアンデッキに登場となったからです(なんちゅ~こった)。

開始前の10時半頃、デッキ上ではもう人の群れが。覗いてみたらボーカルとリードギターのお二人だけ、所載なさげにMCをやっておりました。

 

話によりますと、彼ら前夜、どこぞでライブやってたみたいなのですね。全然知りませんでした。
で、開始までの30分間はメンバーが揃うまで延々とダベリング、よく笑わせていただきました(これがまた楽しい)。
2日目の開始も前日に引き続きまずは「Aの音」から。
しばしの沈黙の後、彼らのパワフルな演奏開始、例によって「被りもの七変化」が次々と。

    
    

気がつけば仙台駅正面は物凄い人の数、一般の人が通路を通行出来ないほどになっています。
はっきり言って、ここで彼らをやらせた事は失敗だったのではないのかと思います。今度彼らを呼ぶ時は、やはり人里離れた所が迷惑かけなくて楽だと思うのですが。
僕的には榴ヶ岡公園の野外ステージなんかぴったりだと思うんですがね(客も呼べるし)。

さて2日目これからは、クリスロードから一番町を通り定禅寺通りへと足を進めます。



仙台中心部を西に突っ切るクリスロードでも、何組かのアコーステックバンドが演奏してましたが、その中で驚いたのがこれ。
アーケードの中で突然立ち止まる人々、「おおまち空中ステージ」というのがあったのですね。ここで行われているのは皆アカペラグループ、この時はちょうど「おんたま」という地元のグループがやっていました(WEBサイトはこちら)。

 

更に一番町を行きますと、今度は突如表千家のお茶会が。
ちょっと一服といきたかった所ですが、重々しく荘厳な雰囲気にびびりました(^^;)。



定禅寺通りはいつになく人込みに溢れていました。



仙台はこの日30℃を超える真夏日となり、熱中症の不安もあってメディアテークに一時避難。
そこでは「H2A」という地元のバンド、去年は震災の影響もあり参加できず、今年は2年ぶりの演奏です。



定禅寺ビルステージはビッグバンドと決まっていますが、この周りはいつになく物凄い人の数となりました。
演奏は「水戸力とWagestars」、ここも常連さんです(HPはこちら)。

 

そしてこちらもお馴染み「サルサ2号」(WEBサイトはこちら)、念願の定禅寺ビルデビュー1995年の定禅寺ビルデビュー以来、17年ぶりの凱旋です。バックではダンサーの人達も。



円形公園では「MAYBE」というフュージョングループ、一関のT-スクエアコピーバンドですが、今聞いても新鮮です。

 

道路向かいの勾当台公園志賀銅像前では「BLUEPINE」という親子ユニット、これがびっくり。
ドラムはまだ小学生なのですがこれが大人顔負けの本格的なジャズドラム、この子天才ではなかろうか。これから要注目です(ブログはこちら)。
それとステージ前で踊るおじさん、あの踊り方どっかで見たような…。



滝前に移動して「Sweet Little Soul」(WEBサイトはこちら)、このバンドももうお馴染みです。
そしてあのおじさんもまたステージ前で…。やっぱりあの人? (^^;)

 

そして、今年最後のグループとなったのが新潟からやってきた「The Mandums」(WEBサイトはこちら)、お初だったのですが、演奏始まってびっくり。何と青江美奈の「恍惚のブルース」から始まるとは。
中高年にやさしい「歌謡ロック」との触れ込み、そのステージはまさに場末のキャバレー風、いやしかしこれは…。

 

途中では中々ノリの良いファンキーなナンバーもやるのですが、エンディング曲がまた、「札幌の女/節子さん」ですから…(^^;)。(こちらで聞けます)

何か最後で物凄いグループにぶち当たったという感じで終わった今年のジャズフェスですが、こうしてまた新しい顔に巡り合うというのもここならではのものです。
来年になったら今度は「お帰りなさい」と言って迎える事が出来る様、仙台を代表するこのフェスを今後も愛していきたいと思ったこの2日間でした。





あの沖縄のおじさんは来年もまた来るのだろうか…?


(追記)
サルサ2号」の記事、関係者から証言いただきまして訂正しました。どうも申し訳ありませんでした。

(9月15日 追記)
コメント欄でやぁどさんからご指摘ありました。
当日こちらで「サンダー太田バンド」が演奏していたのですが、やぁどさんってそのサックス奏者の人だったのですね。



実は昨年度の模様を紹介しようとしたのですが、この時と同じバンドとして紹介するにはちょっと自信がなかったのですね。
特にサックスの人が…(^^;)。