杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

自衛隊に行ってみる

陸上自衛隊東北方面隊の創隊50周年記念イベントがあるという事で、9月26日、霞の目飛行場に行ってまいりました。
ネットでは以前からこのような告知がなされており、また実は「ようつべ」でも盛んに宣伝が流れされておりました。まあ知る人ぞ知るという程度ですが。
50周年という事で今回は例年とは違い、何とブルーインパルスの展示飛行もあるという事で、当日はたくさんの人で賑わう事となりました。

式典は10時からだったので、例年通りのつもりでいつもの時間に車で行ったら自衛隊に通じる国道は何と大渋滞、一つ前の交差点から車が動かない状態となっていました。
ようやく基地内に入るといつもより増して人人人の大賑わい、霞の目には何回か来ていますが、これほどの賑わいとなったのは初めてです。

観閲式が始まる前に展示車両を見て回りました。まあこれもいつもの事です(プログラムはこちら)。

入り口ゲート、ここでは一応手荷物検査などを受けます。と言ってもまあ簡単なものですが。


展示車両各種。
〔82式指揮通信車〕 ↓

軽装甲機動車〕 ↓

〔87式偵察警戒車〕 ↓

〔96式装輪装甲車〕 ↓

〔対戦車ヘリAH-1S〕 ↓ 中に乗れる様になってます。

〔74式戦車〕 ↓ これも自由に見学出来るようになってます。

野外炊飯機材〕 ↓
当日は「山形いも煮」を作ってました。こういう所に「東北」というものを感じますね。

〔レミントンM24対人狙撃銃〕 ↓
これは結構珍しい銃で、私も実物を見たのはこれが初めてです。
当日はこのように、見学者も実銃を触る事が出来ます。私は〔89式〕を触らせてもらいました。


観閲式は飛行場内で行われるのですが、通常は雛壇が設けられ、招待客はそこに座る事になっていますが、今日は展示されている架橋がその代わりとなっていました。↓


観閲行進 ↓
  

松島基地所属の〔P3-C〕もゲスト出演。↓


同じくアメリカ軍〔UH-60 ブラックホーク〕 ↓
 

そして待ちに待ったブルーインパルスの登場となります。
ただこの霞の目飛行場は結構街中に近いため、行われる演目は限られており、実際6期の所今回は5期編隊でした。
そのため楽しみにしていた「」が見れなかったのは残念ですが、まあそれでもここでブルインが見られるというのは初めての事であり、これだけでも大いに満足です。↓
    

その後は大型ヘリによる救助訓練の模様とか、お馴染みのドンパチが始まります。
   

話は前後しますが、今年初めての取り組みとしてこの日のために作曲された、戦車・大砲・機関銃と音楽とのコラボレーションという「七彩の奥羽国」という曲が披露されました。
初めはメロディアスな旋律に乗った日本的な吹奏楽曲だったのですが、後半大砲やら機関銃がドンドンバリバリやり始めますと、音楽そのものが全然聞こえなくなりましてただの砲撃音しか聞こえませんでした。
何年か前はチャイコフスキーの「1812年」を演奏し、最後に本物の大砲をぶっぱなすというのをやった事があるのですが、今回ははっきり言ってやり過ぎではないかと思ってしまいました。

今年は創立50周年という事で、ブルインは来るわやたらぶっぱなすわ、確かに基地全体が燃えてましたね。使用した火薬量は例年に比べ倍以上だったのではないでしょうか。
これほど盛況だった年は今まで経験した事はありませんでした。やはり創立50周年というのは伊達ではありません。

と言っても、結局おみやげで私がゲットしたのは自衛隊パンフレット位です。↓


まあ実際、私はコレクターではありませんのでこれだけで満足なのですが、それでも友人から譲ってもらったこのシールは結構お気に入りであります。



何か続けざまにイベント記事をアップした訳ですが、考えてみれば「JAZZFES」が20周年、「ガンプラ」が30周年、そして今回が50周年と、キリのいい催しが続いてしまいました。
こういう事もめったにある事じゃあありません。何か今年の催し物は、不思議と因縁めいたものを感じてしまったりしてしまいます。