杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

ジョジョが来る

5月5日の河北新報朝刊の23面に、あまり目立たない様にこんな広告が小さく載りました。

  

おお、うちの息子が大ファンであったなぁなどと思ってよく見ましたら、同じ段の中央にはこんな絵が。

  

「明日何かが起こる」

はて?
そして翌日、5月6日の河北新報を見てびっくり。
いつも番組欄がある最終面に、何とジョジョ展の全面広告がどぉ~んと載っておりました。



いやこれは凄い…(^^;)。この日の新聞は保存版ですね。
そしてこの件に関して、今日の新聞にこのような記事が掲載されました。
河北新報社WEB KOLNETより〕
在仙ファンの熱意ヒート 「ジョジョ展」仙台で7月から

 「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる仙台市出身の漫画家、荒木飛呂彦さんの国内初の企画展「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」が7月28日から8月14日まで、青葉区せんだいメディアテークで開かれる。被災地を勇気づけたいと、仙台の市職員や民間企業のファン有志が企画・準備に奔走。その熱意に応え、集英社と荒木さんが全面協力し、異例の企画展が実現した。
 「仙台出身の荒木先生と連携して、被災地を励ませないか」
 開催のきっかけは昨年4月以降、荒木さんと縁があった市職員や地元のデザイナーが、仙台と東北の復興機運を盛り上げるアイデアを話し合う中で生まれた。
 複数の企画を集英社に打診したところ、同社から「仙台で原画展を開催するのはどうか」と提案を受けた。荒木さんの原画展はもともと、「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年を記念し、東京で10月に開催が予定されていた。同社は急きょ仙台展の開催を検討、荒木さんも快諾したという。
 これを受け、仙台では「ジョジョ」ファンで仕事上のつながりもあったウェブ制作者や印刷会社やソフトウエア会社の社員らも加わり、プロジェクトチームが始動。観光客誘致と被災地PRも視野に独自の展示やホームページ作成などの準備を進めている。
 仙台展は第1~8部の原画100点以上を展示するほか、荒木さんの歩みや魅力に迫るコーナーも設ける。仙台展の売り上げの一部は、復興支援事業に充てる。
 「ジョジョの奇妙な冒険」は1987年に漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載開始。荒木さんは現在、「ウルトラジャンプ」に第8部「ジョジョリオン」を連載中で、舞台の地方都市「杜王町」は震災後の仙台市がモデルだ。シリーズの累計発行部数は7500万部以上に達する。
 ウルトラジャンプ編集部は「実現に尽力してくださった仙台の方々に感謝している。荒木先生の故郷・仙台での原画展が、みなさんにとって特別なものになればうれしい」と期待している。
 連絡先は実行委員会事務局022(378)0175。

<原画 迫力味わって/荒木飛呂彦さんの話>
 仙台で原画展を開催させていただけるのは大変光栄なことです。手作業で描いた絵の、印刷とは違う迫力などを味わってもらえたらうれしいです。少年時代を過ごし、感性を育ててくれた仙台に感謝を込めて、街並みや季節感を描いた新作も準備中です。

2012年05月08日火曜日
何とも嬉しい限りですね。今年の夏、M県S市杜王町は熱く燃える事でしょう。

また、同じく河北新報5月5日の朝刊の一面には、被災した石巻石ノ森萬画館で「萬画館探検隊」というイベントが行われたという記事も載っていました(→こちら)。
この記事によりますと、ここも秋にはリニューアルオープンの予定とありましたが、その時にはぜひとも宮城県ゆかりのマンガ家達が一同に介するという様なイベントを期待したいものです。
マンガの力で震災復興、いまこそ日本が世界に誇る文化の力を見せ付けてもらいたいと願います。

荒木飛呂彦原画展/ジョジョ展 in S市杜王町」公式サイトはこちら


大友克洋も来てくんないかなぁ…(→これも見たい)。


(追記)
コメント欄にて5月8日紙面へのリンク紹介があります。
このイベントにかける関係者の方々の熱意が伝わってくる記事に仕上がっています。
ぜひ実物をご覧下さい。