杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

新しいPCに四苦八苦

長年XPパソコンを使ってきました。
が近年、段々挙動が重くなり、予期せぬエラーも出たりしてそろそろ寿命かと感じつつ今までだましだまし使ってきましたが、3月にXPの更新プログラムサービスが終了するという事もあり、この機会にとうとう新しいPC(Windows7)を買いました。
そこで今までのデータを新PCに移行したり新たなソフトを試したりしていたのですが、今まで使い慣れたものと違い、このWindows7は中々のくせ者です。

新しいPCは、今まで使っていたソフト・ハードの互換性を考慮して敢えて32bit版を購入したのですが、それでもソフトの使い勝手や画面の違いなど色々戸惑う事ばかりです。
前のXP-PCは最低限のソフトしか入っていない廉価版のもので、必要なソフトは皆フリーソフトで揃え、データ保存用のDディスク内に「フリーソフト」というフォルダを作り、その中にプログラム毎のフォルダを更に作り、ダウンロードしたプログラムはそこにまとめていました。
Windows7はハードディスクのパーテーションが簡単に行えるので、早々にハードディスクをC、D2つに分け、基本プログラム類はCディスク、データ類はDとしましたが、フリーソフトのフォルダはXPの時と同様Dディスクの中に設け、その中に今まで使っていたソフトのプログラムファイルをそのままコピーし、以前と同様に利用出来るか色々試してみました。


画像関係でもっともよく使用していた「縮小専用」は、XPの時のフォルダをそのまま新PCにコピーするだけで、Windows7でも何の問題もなく使用出来ました。
画像ビューワーの「VIX」もまた、「縮小専用」同様問題なく使用出来ます。
仕様によると両者の対応OSはWindows XPまでとなっていますが、新PCが32bit版のおかげだったのか、これまで同様に使う事が出来ました。
ただ「MP3Gain」についてはそのままファイルをコピーしただけではエラーが出て作動せず、仕方なく再インストールしてみましたが、またエラーが出て作動しませんでした。
よくよく調べてみましたら、Windows7ではXPと違い、ダウンロードサイトから「Full版」というのをダウンロードしなければならず、しかも動画ファイルの音量も調整したい時は、その後「AACGain」というのも導入しなければならなかったのですね(こちらの方のブログが非常に参考になりました)。

また、今までオフィスの代わりにフリーの「OpenOffice」を使用していましたが、これはついでに最新版の「4.0.1」をダウンロードし、画像編集用に新たに「JTrim」、「Photo Filtre 7」、「Paint NET」などをインストールし、それぞれ使い勝手を比較しています。

XPからWindows7に代わって一番面食らったのが、和文フォントの少なさです。
何と、初めからインストールされてるのって
「MSゴシック」 、「MS明朝」
「MSPゴシック」 、「MSP明朝」
「MS UI Gothic」 、「メイリオ
これしかないのですね。
趣味でCDラベル作成などやっていますが、書体がこれだけでは全然足りません。
という事で、和文書体についてはXPパソコンのフォントフォルダをUSBメモリーにコピーし、その中から「行書体」やら「ポップ書体」「丸ゴシック」など、今までよく使っていたフォントをWindows7パソコンのfontフォルダにコピーしました。(↓ クリックで拡大)

新PCは、このフォントフォルダもコントロールパネルから直接開く事が出来、このカスタマイズ性は中々評価できますが、それにしても和文フォントに関してはあまりにも貧弱過ぎます。

和文フォント絡みで一番やっかいだったのが、メールソフト「Windows Live Mail」の文字化け問題で、知らずにテキスト入力で全角「~」や全角「-」を入力してメールを送ると、相手も「Windous Live Mail」の場合、送られた文面がまるで中国語みたいな漢字に文字化けするという障害です。
これも色々調べてみると、結局「仕様」という事で直す事が出来ない事が分かり、この辺日本のユーザーを軽く見てるな等と不愉快に感じたりします(→こちら)。


新しいPCを使い始めてから10日余り、微妙に変わったキーボードの配列にも戸惑う事しきり、昔のXPパソコンと同様に使いこなすには、まだ多少の時間がかかりそうです。