5年目の今日は、あの日と同じ金曜日でした。
新聞はもちろん特別版。今年は復興に重きを置いた紙面構成となっていました。
この5年の間の、被災地の復興具合がよく分かります。
テレビでは各局が震災特番、でも自分はいつも通りに仕事、「あの時間」はカーラジオで天皇陛下の声を聞きました。
忘れてはならぬ祈りの日ではありますが、それでも日常は普通に流れていく、そんな思いが湧いてきます。
朝刊に入っていた特別号外、聞く所によりますと、都心部でも号外で配られたそうです。
その一節は多分、被災地の人多くが望む声なのだろうと感じます。
夕方には平野部のこちらでも、ちらほらと雪が降りました。
あの日を忍ぶ鎮魂の雪、そんな思いがふと脳裏を過ぎったのでした。