杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

BDレコーダーを直す

録画番組をディスクにダビングしようとして空ディスクをレコーダーに入れ、初期化しようとしたら突如TV画面に「表示する内容がありません」の表示が現れ、それ以後うんともすんとも動かなくなってしまいました。

録画番組の再生や外付けHDDへのダビングなどは正常に行われ、ディスクの取り出しも出来るのでその後市販ソフトを入れ直してみましたがTV画面には同様の表示、どうやらディスクを入れてもドライブが反応しなくなってしまった様です。

早速サービスセンターに連絡して症状を説明しますが、やはりドライブの故障との回答が。

ただ修理するにしても何分古いレコーダーのためすでに交換部品もなく、結局買い替えを薦められる結果となりました。

仕方なくネットで最新レコーダーを物色していた所、偶然うちのレコーダーに合う純正のドライブパーツを見つけました。

Youtubeなどでは自分で修理している人の動画もあり、それを見るとパーツ交換作業はPCのパーツ交換と同様で自分でも出来そうだったので、ダメ元でそのドライブパーツを注文してみました。

持っていたレコーダーは東芝REGZAレコーダーDBR-Z150、丁度震災の頃に購入した10年以上前の製品ですが、細かな編集作業が行えるのでこれまで重宝して使っていたものです。

ドライブパーツはアマゾンで1万円ちょっとで売られていて、今日そのパーツが届いたので早速パーツ交換作業を行いました。

 

 

作業はいたって簡単、まずは側面・背面の8本のねじを外して外側のカバーを外します。

 

 

カバーを開けると中身はこんな具合、ディスクドライブは更にカバーで抑えられていました。

 

 

そのカバーもネジ一本で固定されてるだけなので、まずはそれを外します。

 

 

前面カバーはただ爪ではめ込まれているだけで簡単に取り外せるので、ドライブが取り外せやすい様一応外してみましたが、この作業は要らなかったかもしれません。

 

 

ディスクドライブは4本のネジでシャーシに固定されているので、それを外します。

 

 

ドライブから配線コネクターを外し、ドライブパーツを取り出します。

 

 

中には10年分の埃が溜まっていたので、この時点で排気ファンや通風孔などに溜まった埃を掃除しました。

後は逆の手順で新しいパーツを取り付ければそれで完了、要領よくやれば交換作業は30分ほどで終わります。

 

 

そして配線を繋ぎ直してディスクを入れて確認、ディスクは無事に読み込めてレコーダーは見事元通りに蘇りました。良かった良かった。

 

 

レコーダーの中には保存版にするつもりの録画番組がまだたくさん残っていたので、ここですべてパーにするのは何とも忍び難かったのですがこれでひと安心。

今回はたまたまパーツがあったのでラッキーでしたが所詮中古のパーツ、またいつ故障するかもしれず、調子が良い今の内にせっせとダビング作業を進めようと思います。

そしてこれから保存版の録画にはやはり新しいレコーダーを用意しておいた方が無難でもあるので、これから本腰を入れて最新レコーダーの物色を始めようと思ったのでした。